マイニングで遅延 (22/10/19)

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移となっています。

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マイニングで遅延 (22/10/19)

マイニングで遅延 

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:193470.9ドル(-0.82%)
イーサリアム:1314.81ドル(-1.16%)
リップル:0.46757ドル(-1.92%)
ビットコインキャッシュ:108.8ドル(-1.09%)

【概況】

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移となっています。その他のコインも小幅下落となっており、全体的に上値の重い展開となっています。英国の減税計画撤回を受けて金融市場の混乱に対する警戒感が後退したことなどを背景に、米株は続伸する展開となっています。一方で、ドルインデックスは前営業日終値を挟んでの動きであり、暗号資産市場にはやや追い風といった局面でしたが、20000ドルを前に腰折れする展開となりました。

昨日も指摘しましたが、ここ最近は米株の動向とビットコインとの動きが一致していない局面が見られることについて書きましたが、やはり目先は方向感の見えにくい流れが継続しており、レンジ圏での動きが展開されているということになりそうです。

さて、今月の17日にビットコインブロックのマイニングに1時間以上かかり、Mempoolによると13000以上のトランザクションが確認待ちとなる事態が発生したようです。現状ではマイニングが遅延した理由はわかっていないと報じられています。

基本的にマイニングは10分ごとに行われるように難易度調整されており、そして、現状の難易度は前回の調整時に過去最高を更新しています。にも拘わらず、1時間以上も遅延したということは驚きがあることも事実です。原因がはっきりしない状況ですので何とも言えないところではありますが、今後もこういったことが起こった場合、特に通貨としての暗号資産の価値が低下することとなるでしょう。個人的には何度も申し上げているようにビットコインに通貨としての価値はなくなっていくのではないかとみていますが、現状ではまだエルサルバドルなどは法定通貨として利用していますし、通貨としての側面が残っていると言えるでしょう。

しかし、今回のような事態が頻繁に発生するなどということが仮に起こるならば、ビットコインに対する信頼は大きく低下するでしょう。そうなれば、通貨として用いることは大きなリスクとなりかねません。仮に人為的な背景があれば、問題はかなり大きなものとなるでしょう。

状況がわからない中であまり軽々しくものは言えないところですが、暗号資産にはこういったリスクもあるということは認識しておくべきでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である19450ドル前後の水準を挟んでの動きとなっています。全体的に小動きで、バンドの+2σである20140ドル前後の水準と-2σである18760ドル前後の水準で挟まれたレンジを動きそうです。上記の3つの価格と20000ドルが節目として意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きで、目先は方向感の見えにくい流れです。バンドの±2が横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすい形です。ただ、バンド幅は狭いので、市場にはエネルギーが蓄積されています。バンドブレイクからバンドウォークといった動きになりやすい局面となっているだけに、動き出したら大きなものとなりそうです。バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要ですが、まずは方向感の見極めが重要となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇となっています。ただ、目先は%Kが下落に転じており、このまま下落基調を維持するかどうかに注目です。%Dは上昇基調を維持しており、まだ流れとしては底堅い動きとなりやすいのではないかとみていますが、大きな方向感は見えにくいところとなっています。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識しての動きから調整の動きが入り、目先はバンドの中心線を挟んでの動きとなっています。一時大きく割り込む場面もありましたが、バンドの-2σには届かずに持ち直しています。方向感の見えにくい流れとなっており、バンドの中心線を挟んだレンジ圏での動きとなる可能性もあるでしょう。バンドの±2がほぼ横ばいとなっており、レンジ圏での動きとなりやすい状況です。ただ、バンド幅は比較的狭いことから、バンドブレイクからバンドウォークといった動きとなる可能性もあり、バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意したほうが良さそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがデッドクロスからの下落となっています。ただ、目先は%Kが持ち直しており、このまま上昇基調を維持するのかがポイントとなりそうです。一方、%Dは下落基調を維持しており、このまま下値圏に入るかどうかに注目です。やや上値の重さが意識されやすい状況で、再度下落してバンドの-2σまで下落してもおかしくはなさそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
48200ドル:2022年1-6月の高値
30000ドル:心理的な節目
20140ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
20000ドル:心理的な節目
19690ドル:昨日の高値
19450ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

19370ドル:現在値
19100ドル:昨日の安値
18760ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
17630ドル:2022年1-6月の安値

(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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