ビットコイン円、上値の重い展開が継続。米金利上昇とリスクオフ再開が重石(10/20朝)

19日(水)のビットコイン円相場は上値の重い展開。

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ビットコイン円、上値の重い展開が継続。米金利上昇とリスクオフ再開が重石(10/20朝)

ビットコイン円、上値の重い展開が継続。米金利上昇とリスクオフ再開が重石(10/20朝)

〇ビットコイン円、米国時間朝方にかけて安値285.7万円まで下落、280万円台後半での動き
〇対円の節目300.0万円、対ドルの20000ドルに到達できなかったことによる失望感が見切り売りを誘発
〇下方に複数のサポートポイント並ぶが、リスクは依然ダウンサイドか
〇ファンダメンタルズも米タカ派傾斜観測、株式市場の軟調等ビットコイン円上昇抑制材料揃う
〇ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:270.0万円ー295.0万円

昨日の概況

19日(水)のビットコイン円相場は上値の重い展開。アジア時間朝方にかけて、高値288.9万円まで上値を伸ばすも、一巡後に伸び悩むと、➀米FRBによるタカ派傾斜観測(ミネアポリス連銀カシュカリ総裁による「基調インフレがピークアウトしたとの確証を得られるまで利上げを一時停止する用意はない」とのタカ派的な発言など)や、②上記①を背景とした米長期金利の急上昇(米10年債利回りは2008年7月以来、約14年ぶり高水準となる4.12%へ急上昇)、③米ドル指数の力強い動き(米ドル指数が113近辺まで急上昇→米ドルと逆相関性の強いビットコインに下押し圧力)、④欧米株の軟調推移(市場心理悪化→リスクアセット下落→ビットコイン下落)、⑤暗号資産の電力消費に対する欧州委員会によるネガティブな言及(POW通貨への逆風再燃)、⑥テクニカル的な地合いの弱さ(短期筋の見切り売り)が重石となり、米国時間朝方にかけて、安値285.7万円まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間10/20午前5時00分現在)では、287.6万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は、10/18に記録した高値293.2万円をトップに反落に転じると、昨日は一時285.7万円まで反落しました。対円の節目300.0万円や対ドルの節目20000ドルに到達できなかったことに対する失望感が見切り売りを誘発する動きに繋がっています。ダウンサイドに複数のサポートポイント(一目均衡表雲下限や21日移動平均線、一目均衡表基準線や転換線など)が並んでいるものの、リスクは依然ダウンサイドと判断できます。ファンダメンタルズ的に見ても、➀米FRBによるタカ派傾斜観測(次回11月FOMCでの75bp利上げがほぼ完全に織り込まれている他、12月FOMCでの75bp利上げも75%程度織り込まれる動き)や、②上記①を背景とした株式市場の軟調推移(ここ数日堅調に推移してきた欧米株が再び反落→グローバルなリスクオフ再開懸念)、③米政府・米当局によるドル高容認スタンス(先週のG20財務相・中央銀行総裁会議を経て、バイデン米大統領やイエレン米財務長官などからドル高容認発言が続出→米ドルと逆相関性の強いビットコインの下押し要因)、

④相次ぐセキュリティインシデントに端を発した世界的な規制強化への警戒感、⑤個人投資家の暗号資産離れ(ボラティリティの低位横ばいが続くビットコインから、ボラティリティが高止まっているFX市場に個人投資家の主戦場が移る動き。外国為替証拠金取引におけるドル円売買額は9月に1000兆円を突破し、単月ベースの史上最多を記録)、⑥電力消費に対する逆風継続(欧州委員会は10/18にEU action plan on digitalising the energy systemを公表し、EU加盟国に対して電力負荷を理由に暗号資産マイニングの停止を命じる可能性があることを発表)など、ビットコイン円相場の上値を抑制する材料が揃っています。以上を踏まえ、当方では引き続き、ビットコイン円相場の下落をメインシナリオとして予想いたします(米金利上昇→市場心理悪化→リスクオフ再開→資産現金化需要のドル買い再開の波及経路が再燃しつつあるため、本日はビットコインをはじめ暗号資産市場全体に下押し圧力が加わる恐れあり)。

本日の予想レンジ:270.0万円ー295.0万円

ビットコイン円、上値の重い展開が継続。米金利上昇とリスクオフ再開が重石(10/20朝)

ビットコイン円日足

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