ビットコイン反発
さて今日はビットコインです。BTC/JPYは先週は22日に70万円を完全に割れて、29日に647,000円付近まで下落しました。
30日の早朝に65万円台から70万円台に急反発しました。この急騰の原因は一部メディアで報じられていますが、BitMexのCEOであるArthur Hayes氏の米メディアCNBCでの発言といわれています。Arthur氏は今年中にビットコインは50,000ドルに上昇すると発言しました。
Arthur氏によると、ビットコインはここからまで下落する余地があるとしましたが、その後はSEC(米証券取引委員会)がビットコインがらみのETFを承認することで相場の上昇の引き金となり年内に50,000ドルまで上昇するとの予想を述べました。年内にここから50,000ドルというとかなり大胆な予想です。
しかし大手の取引所であるBitMexのCEOの発言は、下落が続いていたビットコインの反発の原因になったようです。
BTC/JPYは64万円台まで下落し655,000円をはさんでもみあっていましたが、この発言を受けて715,000円付近まで急騰しました。
直近高値の75万円台から64万円台まで下落した後に半値である70万円台をはさんだ動きになっています。
上昇後は一時696,000円付近まで下落しましたが、上昇時にもみ合った69万円付近が短期的なサポートレベル。ここがサポートできれば再び上値トライト見ています。高値の71.5万円付近を上抜けできれば、6月22日に急落時にサポートされていた73万円付近がターゲットになるでしょう。
一方で68.5万円付近を下抜けしてしまうと65~70万円のレンジ継続と見ています。
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