仮想通貨は社会に根付いた?(10/4)

昨日の仮想通貨取引は、全体的に上値の重い展開となりました。

関連通貨:

仮想通貨は社会に根付いた?(10/4)

仮想通貨は社会に根付いた?

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6480.6ドル(-0.52%)
イーサリアム:218.71ドル(-1.80%)
リップル:0.52166ドル(-4.61%)
ビットコインキャッシュ:515.53ドル(-2.83%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、全体的に上値の重い展開となりました。『SWELL 2018』を通過し、大きなサプライズはなかったとの思惑からリップルに売り圧力が強まり、ビットコインなどもつれ安となっています。ここまで『SWELL 2018』に対する期待感で上昇してきた相場であり、その材料の出尽くし感が相場の上値を抑える状況となっています。

さて、米商品先物取引委員会のジャンカルロ議長がCNBCとのインタビューで『仮想通貨は社会に根付いたと考えている』と述べています。仮想通貨の未来に対して前向きな見方をしており、米ドルなどに匹敵するかどうかは確信が持てないものの、通貨の安定していない国にとっていくつかの問題を解決する可能性を秘めているとしています。

仮想通貨が社会に根付いた、というのはやや楽観的な見方かな、とは思います。もちろん、投資・投機の対象としての地位は徐々に向上しているように思われます。しかし、実際の通貨として用いられているか、などといったことを総合的に判断すると、まだまだ根付いてきているとはいいがたい状況でしょう。とはいえ、こういった発言が伝わることで、仮想通貨に対する偏見などが徐々に解消されていく可能性はありそうです。仮想通貨はハッキングや価格操縦など、問題を多く抱えていることは事実ですが、先行きに対する期待感が高まる可能性はありそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは調整売りに上値を抑えられる展開です。大きな動きではないものの、じり安基調が維持されています。下値の節目であった6500ドルを割り込んでおり、警戒感が強まる状況です。次の目標としては、ボリンジャーバンド日足のバンドの-2σ水準である6300ドル前後の水準となりそうです。一方、持ち直した場合は直近の高値水準である6800ドル前後が節目として意識されそうです。この価格帯は今年の7月8日前後でも意識された水準であり、現状の日足のボリンジャーバンドの+2σ水準でもあるだけに、重要な価格帯と言えそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σから調整が入り、バンドの中心線をも抜ける流れです。このままバンドの-2σまで下落するのかに注目です。可能性は十分にありそうです。バンドの±2σは横ばいでの推移であり、レンジ圏での動きが意識されそうです。バンドの-2σ水準まで下落しても、そこでは支えられて持ち直すといった動きになるのではないでしょうか。

また、ストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下落基調で、売り優勢の局面です。このまま下落基調を維持することができるかがポイントですが、%K、%Dは下落の勢いを強めています。目先は売り圧力が強まりやすく、このまま下値を拡大する展開となるのではないでしょうか。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直す動きを見せていましたが、バンドの中心線まで届かずに再度下落しています。バンドの-2σまだ下落する可能性が高まっており、上値の重さが意識されやすいでしょう。バンドの±2σが下落基調であり、バンドブレイクからバンドウォークといった大きな動きにはなりにくいものの、トレンドそのものは下向きで、安値を更新しやすい形ということができそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが持ち直し基調です。ただ、%Kは腰折れ気味であり、上値の重さが意識される状況です。上昇の勢いが弱く、まだ上値を抑えられやすい状況が継続されているのではないでしょうか。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

9000ドル:心理的な節目
8500ドル:5月中旬の水準
8000ドル:5月中旬の安値水準・心理的な節目
7780ドル:6月3日の高値水準
7000ドル:心理的な節目
6800ドル:7月上旬の高値水準・ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
6540ドル:9月15日の高値水準・ボリンジャーバンド日足の中心線

6480ドル:現在値

6280ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6200ドル:6月13日・7月13日の安値水準
6080ドル:7月12日の安値水準
6000ドル:直近の安値水準・心理的な節目
5760ドル:年初来安値

関連記事

ページトップへ戻る