10年後の資産(22/11/28)

先週末の暗号資産取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。

関連通貨:

10年後の資産(22/11/28)

10年後の資産

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:16557.2ドル(+0.34%)
イーサリアム:1213.62ドル(+0.48%)
リップル:0.40264ドル(+0.91%)
ビットコインキャッシュ:113.0ドル(+0.62%)

【概況】

先週末の暗号資産取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。ほぼ横ばいであり、大きな動きにはなっていませんが、金・土曜日に上値を抑えられたものの、日曜日に持ち直す格好となっています。米国は感謝祭とブラックフライデーということで、ここから年末商戦がどうなるのかといったところに注目が集まりそうです。その他のコインも比較的しっかりとした動きとなっています。全体的には様子見ムードが意識されており、方向感を見極めながらの対応となりそうです。

さて、ビットコイン強気派で知られるソフトウェア企業マイクロストラテジーの創業者、マイケル・セイラー氏が短期の時間軸での価格変動に投資家は一喜一憂すべきではないと述べています。セイラー氏はビットコインに関しては長期的な視点を持つべきであり、ドルコスト平均法で買うのが良いと主張しています。そして、家を買った場合に毎日その家の価格を気にしないのと同様にビットコインの日々の価格に囚われるべきではない、としています。

セイラー氏は脱税容疑やビットコイン価格の大幅下落などにより自らが創業したマイクロストラテジーのCEOを退任していますが、依然としてビットコインに対する信頼が揺らいではいません。そして、確かに超長期的な観点で見れば価格の上げ下げは一時的なものということができるでしょうし、これまでの大幅上昇も最近の大幅下落も相場における一場面に過ぎないということができるでしょう。また、そうであるならば、現状の下落局面は格好の買い場ということになるのかもしれません。

しかし、それは10年後、20年後にビットコインが存在していることが前提として必要です。個人的にはビットコインに関してはそこまで心配をしているわけではありませんが、弱気派はビットコインの存在に対する疑念を持っているのではないかと思われます。そうであるならば、存在するかどうかもわからない10年後、20年後へ目を向けることはせず、短期的な視点、投機的な対応をすることは当然と言えば当然ということができるでしょう。

問題は通貨としての側面が大きく損なわれている状況であり、それがどういった意味を持つのか、ということかと思います。つまり、仮想通貨ではなく暗号資産としてしっかりと普及していくかどうかがポイントとなるでしょう。個人的にはそこが問題ないとみているので存続すると考えているわけですが、通貨としての側面が失われることにより、資産としての価値も失われるということも可能性としては十分に考えられることは頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である16660ドルを意識しての動きで、ここをブレイクすることができるかどうかに注目です。上抜けた場合はバンドの+2σである17800ドル前後の水準が、抑えられた場合は-2σである15520ドル前後の水準が意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直しの動きとなっていましたが、上値が重くほぼ横ばいでの推移が継続しています。ただ、バンドの中心線が下落基調であったため、目先はバンドの中心線を意識しての動きとなっています。ここをブレイクすることができるかどうかに注目です。バンド幅が急激に縮小しており、市場にはエネルギーが蓄積されてきています。動き出したら大きくなる可能性が高まっているだけに、バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要でしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇基調を維持しています。%Kが一時下げる場面もありましたが、目先は持ち直しています。高値圏までは多少の余地があるため、このまま上昇基調を継続することができるかどうかに注目です。目先の流れとしては買い優勢ということが出来そうです。

今日は週初ですので、週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線から下落基調を強めて-2σに到達しましたが、そこからは横ばいでの動きとなっています。バンド幅が緩やかに拡大する展開であり、バンドウォークとなる可能性もありましたが、目先はバンドの+2σが横ばいへと転じており、やや方向感の見えにくい状況です。中心線を目指して持ち直す可能性もありそうで、ここからの方向感には注目したいところです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが下値圏での推移となっています。%Kが小幅に持ち直してきていますが、上昇の勢いは弱く、上値を抑えられる流れです。%Kが上昇基調を強めて下値圏から外れてこないと上値の重い展開が継続しそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
48200ドル:2022年1-6月の高値
20000ドル:心理的な節目
17800ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
17630ドル:2022年1-6月の安値
16660ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
16600ドル:昨日の高値

16560ドル:現在値

16450ドル:昨日の安値
15520ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
15000ドル:心理的な節目

(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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