ビットコイン円、約2ヵ月ぶり高値圏から反落するも下値余地は乏しいか(1/19朝)

18日(水)のビットコイン円相場は上昇後に急反落。

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ビットコイン円、約2ヵ月ぶり高値圏から反落するも下値余地は乏しいか(1/19朝)

ビットコイン円、約2ヵ月ぶり高値圏から反落するも下値余地は乏しいか

〇ビットコイン円、株価の上昇、米金利低下からのドル売りに東京時間に一時280万円まで上昇
〇買い一巡後はドル円の急落や米株の急反落等に米国時間に262.4万円に急落
〇ビットコイン円主要テクニカルポイント上抜け、強い買いシグナルも成立、テクニカルの地合い強い
〇ファンダメンタルズの懸念は残るが、引き続き、ビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:255.0万円ー280.0万円

昨日の概況

18日(水)のビットコイン円相場は上昇後に急反落。(1)株式市場の堅調推移(暗号資産取引所銘柄や暗号資産マイニング銘柄が軒並み急騰)や、(2)米金利低下に伴うドル売り圧力(米ドルと逆相関性の強いビットコインの上昇要因)、(3)対主要通貨での円売り圧力(注目された日銀金融政策決定会合で金融緩和政策の現状維持が決定→緩和修正を見ていた円ロング勢の大規模ロスカットを誘発→ドル円急騰→ビットコイン円連れ高)が支援材料となり、日本時間14時過ぎに、昨年11/8以来、約2ヵ月ぶり高値となる280.0万円まで上昇しました。

しかし、買い一巡後に伸び悩むと、(4)短期間で上昇した反動(利食い売り)や、(5)対主要通貨での円買い再開(日銀金融政策決定会合後に急落した日本円が再び急騰→ドル円急落→ビットコイン円連れ安)、(6)米コインベース社による日本事業の停止の正式発表、(7)米当局による国際的な暗号資産事業者に対する取り締まり措置発表、(8)暗号資産レンディング会社ジェネシス・グローバル・キャピタル社が早ければ週内にも破産申請を行うとの観測報道、(9)米主要株価指数の急反落(市場心理悪化)が重石となり、米国時間午後にかけて、安値262.4万円まで急落しました。引けにかけて反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間1/19午前6時00分現在)では、267.0万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は昨年12/30に記録した約2年ぶり安値215.6万円をボトムに反発に転じると、昨日は一時280.0万円まで急伸しました(僅か20日間で29.8%の上昇率)。その後、262.4万円まで反落する動きとなりましたが、(1)ローソク足が21日移動平均線・90日移動平均線・200日移動平均線の全てを上抜けしていることや、(2)強い買いシグナルを示唆する一目均衡表三役好転が成立していること、(3)FTX破綻後の全値戻しを達成したこと、(4)ハッシュレートを用いたテクニカル指標のハッシュリボンで買いシグナルが点灯していること等を踏まえると、テクニカル的に見て、地合いは強い(下値余地は乏しい)と判断できます。

また、オプション市場においても、短期ゾーンのみならず中長期ゾーンのリスクリバーサルで、BTCコールオーバー拡大の動きが見られる等、アップサイドを織り込む動きが着々と進んでいます(3/31期日の23000ドルCALL等の取引が増加)。ファンダメンタルズ的な不安要素(連鎖倒産懸念や規制強化懸念など)は燻るものの、ひとたび勢いづいた暗号資産市場を止めることは容易では無いと見られることから(個人投資家主導のマーケットであるため、思惑や期待主導でワンウェイに動きやすい)、当方では引き続き、ビットコイン円相場の上昇をメインシナリオとして予想いたします(昨晩の下落は上昇トレンドの過程で見られる一時的な持ち高調整と整理)。

本日の予想レンジ:255.0万円ー280.0万円

注:ポイント要約は編集部

ビットコイン円、約2ヵ月ぶり高値圏から反落するも下値余地は乏しいか

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