ビットコイン下落はあり得る?(23/01/20)

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが上昇しての推移となっています。

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ビットコイン下落はあり得る?(23/01/20)

ビットコイン下落はあり得る?

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:21103.7ドル(+1.84%)
イーサリアム:1557.16ドル(+2.43%)
リップル:0.39514ドル(+2.11%)
ビットコインキャッシュ:121.8ドル(+1.01%)

【概況】

昨日の暗号資産取引は、ビットコインが上昇しての推移となっています。その他のコインもしっかりとした動きが展開されており、買い戻し優勢の局面と言うことが出来そうです。ただ、米株の下落や米国債利回りの上昇などが警戒されやすい状況であり、積極的に買い進む展開となるかは不透明なところです。その一方でドルインデックスがやや上値を抑えらえたことが下値を支える状況となりました。

さて、米株に調整の動きが意識される中で暗号資産市場は年初からの買いの流れが継続する展開となっています。ただ、先行きの予想に関してはまだ売り圧力が強まるといったものも多く、予断を許さない局面にあるとみておいたほうが良いのではないかと思われるところです。

ビットメックスの元CEOであるアーサー・ヘイズ氏は米経済の低迷を受けて世界的な金融メルトダウンが起こり、ビットコインは15000ドル~16000ドルが重要な水準となると予想しています。悪い状況はFEDが方針を転換するまで継続するとしていますが、その後は暗号資産を購入する必要がある、とみているようです。

FEDの金融政策に関してはここでも何度か書いていますし、今後もしっかりと分析していく必要のあるテーマということができるでしょう。現状においては利上げペースの減速に対する期待感は高まっており、次回のFOMCでは25bpの利上げとなる可能性が高いとみられています。しかし、金融引き締めの長期化に対する警戒感も依然として意識されており、特に労働市場の好調がFEDのタカ派的な姿勢を維持させるといった見方が根強い状況となっています。

米国の金融政策に関しては状況によって大きく変わることも考えられますが、引き締めの動きからは修正が入る可能性のほうが高いのではないかと考えています。そのタイミングがいつになるかは難しいところですが、早ければ年内もあり得るとみています。仮にタカ派的な姿勢を修正した場合は暗号資産市場にとっても追い風となることが予想されるところです。とはいえ、タカ派的な姿勢を修正するということはその前段階で急激なリスク回避的な動きが発生している可能性もあるので、その点は頭に入れておく必要がありそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σである22140ドル前後の水準から調整の動きが入る展開となっています。ただ、昨日の持ち直しを受けて下値の堅さも意識されています。ここから再度下落して中心線である18420ドル前後の水準を目指してくるのか、再度上昇して+2σを目指すのかに注目です。節目としてはさらに20000ドルが意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをバンドウォークする展開から調整の動きが入っています。ただ、昨日の持ち直しを受けて下値の堅さが意識されており、このまま下げ渋る可能性もあるでしょう。調整の動きが入りやすい局面で下値が支えられた場合、再度バンドの+2σまで上昇といった動きとなる可能性が高まるので、ここからの方向感には注意が必要でしょう。バンドの±2σは上昇しており、トレンドそのものは上向きです。下値の堅さは意識されやすい状況と言えそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが高値圏での推移を継続しています。%Kは下落して高値圏を割り込む寸前まで下落しましたが、目先はそこから持ち直しています。%Dはじり安基調を維持していますが、流れとしては以前として買い優勢の局面と言うことが出来そうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σと-2σで挟まれたレンジを動いています。目先は-2σからの持ち直し基調で、バンドの中心線を意識しての動きです。バンドの±2σが横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすい状況です。ただ、バンド幅は狭いので、バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要でしょう。目先はバンドの中心線を意識しての動きで、方向感を見極めながらの対応となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇となっています。%Kの上昇の勢いが落ちていますが、流れとしてはまだ買い優勢といった状況です。このまま高値圏まで上昇することが出来るかに注目が集まりそうですが、%Kが上昇基調を維持できるかが目先のポイントとなりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
25210ドル:2022年7-12月の高値
22140ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
21170ドル:昨日の高値

21100ドル:現在値

20670ドル:昨日の安値
20000ドル:心理的な節目
18420ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
15500ドル:2022年7-12月の安値
15000ドル:心理的な節目
14710ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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