第6回【仮想通貨交換業等に関する研究会】…10

10月3日(水)第6回【仮想通貨交換業等に関する研究会】仮想通貨交換業に係る規制のあり方

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第6回【仮想通貨交換業等に関する研究会】…10

2.仮想通貨交換業に係る規制のあり方

参照資料3 討議資料 / 参照資料4 参考資料

D.取引の透明性確保、利益相反の防止…1

株式取引について
・企業が円滑に資金調達を行うために必要不可欠である。
・価格の透明性を高めるための様々な枠組みが構築されている。
仮想通貨について
・株式取引のような枠組みが十分に整備されていない。
・金融商品(株式・債券等)と異なり、本源的な価値を算定し難い。

・金融商品取引法では公正な価格形成を図る観点から下記の『不公正取引規制』等が設けられる。
1.金融商品取引所への価格情報の外部公表義務
2.不正行為の禁止等

・顧客が妥当でない価格で取引を行うおそれがある。
・株式等の取引と仮想通貨取引との相違点、特性、取引実態等に留意しなければならない。
・取引価格の透明性を高めていくことが重要と考えられる。
・交換業者による利益相反行為を防止していくことが重要と考えられる。

仮想通貨交換業者が提示している取引価格について
・「取引手数料は無料」と表示・広告しているが、仮想通貨交換業者の利益を上乗せした価格を提示している場合がある。
・「顧客間取引のマッチング場」における約定価格が仮想通貨交換業者の利益分、適正価格と乖離しているケースが多い。
・顧客が適正価格かどうか判別しにくい状況にある。
・売買価格の乖離について、対応策として以下の方策やその他、どのような方策が有効と考えられるか。

仮想通貨交換業者による価格操作への対策案
1.仮想通貨交換業者が『顧客と相対取引』をする場合、下記の情報を顧客に提供・開示する
・提示する売値と買値、およびその価格差(スプレッド)
・別途提供する「顧客間取引のマッチング場」での約定価格や気配値、及び自己の相対取引価格との価格差
・国内の各交換業者や海外の主要な業者が提供する「顧客間取引のマッチング場」における約定価格や気配値を基に、認定協会等が算出する基準価格、及び自己の相対取引価格差

2.仮想通貨交換業者が『顧客との相対取引』『顧客間取引のマッチング場』『他の交換業者への取次ぎ』など複数の取引を提供する場合。
・利益相反を防止
・顧客にとって最良の条件で注文を執行するための方針(利益相反防止・最良執行方針)を策定・公表する。
・上記を適正かつ確実に実施するための体制を整備する。

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