来年6月に仮想通貨の国際的なルールが決定か(10/22)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインなどが底堅い推移を見せました。

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来年6月に仮想通貨の国際的なルールが決定か(10/22)

来年6月に仮想通貨の国際的なルールが決定か

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6612.9ドル(+0.90%)
イーサリアム:209.08ドル(+0.43%)
リップル:0.46793ドル(+0.54%)
ビットコインキャッシュ:462.52ドル(+2.28%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインなどが底堅い推移を見せました。大きな動きにはなっていないのですが、買い戻しが意識されており、買い優勢の局面となっています。手掛かり材料難から方向感は見えにくい状況であり、様子見ムードが強まりやすい局面です。しばらくは狭いレンジでの動きとなるのではないでしょうか。

そうした中で先週、金融活動作業部会(FATF)の総会が開催され、仮想通貨の規制を含む話し合いが行われた、といったニュースが入ってきています。FATFは1989年のフランス、パリで開催されたアルシュサミットの経済宣言により設立された政府間機関であり、マネーロンダリングやテロ資金供与への国際的な対策を協議しています。そのFATFが来年の6月に仮想通貨のルールを発表し、世界各国にその法的執行を求める意向を明らかにしています。

FATFは遡ること2015年6月に仮想通貨取引所の規制に関するガイドラインを発表しています。その中で、取引所の登録制またはライセンス制の導入やマネーロンダリング防止のための顧客の身元確認や疑わしい取引の届け出などをFATF加盟国に求めていました。日本は加盟国の中で初めて2017年に仮想通貨取引所の登録制に踏み切っています。しかし、FATFのガイドラインは法的な強制力を持たないことから、その対応には各国でばらつきがありました。それが今回の仮想通貨に対する規制は加盟国に対して義務とする方針を示しています。

今回のFATFの動きは仮想通貨の規制に対する加盟国の足並みをそろえることが意識されています。各国の見解の相違などからグローバルな規制がなかなか進まなかった仮想通貨業界ですが、これにより安心して取引を行うことができるようになる可能性が高まります。問題は規制がどういったものとなるのか、といったところでしょう。現状ではFATFは仮想通貨に対してイノベーションによるメリットを享受しつつ、マネーロンダリングのような悪用やを防ぎ、投資家保護をはかるといった考え方をしているようで、期待が高まるところかと思います。

【ビットコイン節目】

ビットコインは9月の中旬から一時的な急騰急落はあったものの全体的な方向感は見えにくく、狭いレンジでの動きが意識されています。そのレンジはボリンジャーバンド日足の±2σで挟まれた水準です。現状バンドの+2σは6850ドル前後、-2σは6270ドル前後の水準となっており、ここが価格のポイントとなるでしょう。また、バンドの中心線は6560ドル前後であり、目先はこの水準を挟んでの推移となっています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線を挟んでの動きであり、狭いレンジが形成されています。9月中旬から比較的落ち着いた流れが継続しており、方向感の見えにくい状況です。バンドの±2σは横ばいであり、まだしばらくは様子見ムードが意識されそうです。市場にはエネルギーが蓄積されてきており、バンドの+2σ、もしくは-2σをブレイクする動きとなった場合はバンドウォークとなる可能性がありますが、目先はどちらに動くかも不透明であり、手掛けにくい局面が続いています。

また、ストキャスティクスを見ると、%Kが上昇基調となる一方、%Dはじり安基調です。%Dが押し戻す動きを見せた場合は買い意欲が強まる可能性が高まるだけに注目です。とはいえ現状はどちらも動きが鈍く、しっかりとした展開となってくるまでは様子を見たいところではあります。

も腰折れから下落となっています。目先は売り圧力が強まりやすいのではないでしょうか。%Kの基調が本格的に変わってくるまで買いは手控えたいところです。

今日は週初ですので、週足分析をやっていきます。

ビットコイン週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を意識した動きが継続しています。非常に狭いレンジであり、様子見ムードが継続されています。バンド幅も縮小傾向であり、市場にはエネルギーが蓄積されてきて来ています。動き出したら大きなものとなる可能性が高まっているだけに、バンドの±2σを意識した場合は注意を要するでしょう。ただ、目先はバンドの中心線を挟んでの推移であり、方向感は見えにくいところです。

ストキャスティクスで見ると%Kは上昇基調、%Dはじり高基調です。ただ、いずれも上昇の勢いは弱く、買い意欲が強まっているとは言い難いところであり、しばらくは様子見が無難ではないかと思われます。

日足、週足ともに狭いレンジでの動きであり、方向感の見えにくい状況です。『休むも相場』という格言がありますが、現状はまさにそういった局面ではないかと思われます。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

9000ドル:心理的な節目
8500ドル:5月中旬の水準
8000ドル:5月中旬の安値水準・心理的な節目
7780ドル:6月3日の高値水準
7000ドル:心理的な節目
6850ドル:7月上旬の高値水準・ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
6800ドル:9月22日前後に意識された水準

6610ドル:現在値

6600ドル:9月15日の高値水準
6560ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
6270ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6200ドル:6月13日・7月13日の安値水準
6080ドル:7月12日の安値水準
6000ドル:直近の安値水準・心理的な節目
5760ドル:年初来安値

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