ビットコイン円約1週間ぶり高値圏へ上昇。Curve Financeショックの影響は限定的(8/1朝)

週明け31日(月)のビットコイン円相場は底堅い動き。

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ビットコイン円約1週間ぶり高値圏へ上昇。Curve Financeショックの影響は限定的(8/1朝)

ビットコイン円約1週間ぶり高値圏へ上昇。Curve Financeショックの影響は限定的

〇ビットコイン円、ドル円での円安進行、株価の堅調等に米国時間に420.1万円まで上昇
〇SEC、コインベースにビットコイン以外の取引停止を要請との報道あり
〇最大手DeFi「Curve Finance」、リエントランシー攻撃受けるも相場への影響限定的
〇ビットコイン円、テクニカルには主要テクニカルポイント上抜け地合い好転
〇ビットコインの現物型ETFの早期承認期待、金融機関参入、来年の半減期イベント等もサポート
〇ビットコイン円相場の続伸をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:410.0万円ー425.0万円

昨日の概況

週明け31日(月)のビットコイン円相場は底堅い動き。アジア時間早朝にかけて、安値410.4万円まで軟化するも、一巡後に下げ渋ると、(1)日米欧の金融政策イベント通過に伴うアク抜け感や、(2)日銀による臨時・国債買い入れオペの通知発表(残存期間5年超10年以下の国債を対象に臨時買い入れオペを実施)、(3)上記2を背景とした円キャリートレード再開の思惑(日銀が円金利の上昇を抑え込む姿勢を明確化させたことで事実上の上限である1%に到達するまで予想以上に時間がかかるとの思惑浮上→ドル円・クロス円急上昇→ビットコイン円連れ高)、(4)中国7月製造業PMI(結果49.3、予想48.9)の市場予想を上回る結果、(5)株式市場の堅調推移(リスク選好のリスクアセット買い)が支援材料となり、米国時間朝方にかけて、約1週間ぶり高値となる420.1万円まで上昇しました。

引けにかけて反落するも下値は堅く、本稿執筆時点(日本時間8/1午前5時15分現在)では、416.2万円前後で推移しております。尚、昨日は英フィナンシャルタイムズ紙が、米証券取引委員会(SEC)が6月の提訴前に、米国の暗号資産交換業大手コインベース社に対して、ビットコインを除く全ての暗号資産取引を停止するよう要請していたことを明らかにしました(これを受けて市場では、米SECがETHを含むBTC以外の全ての暗号資産を証券と見なしていると思惑浮上)。また、最大手DeFiの「Curve Finance」は昨日、複数の流動性プールでリエントランシー攻撃が行われ、総額7000万ドル規模の多額のエクスプロイト被害が発生したと発表しました。

本日の見通し

ビットコイン円相場は日米欧の金融政策イベント通過に伴うアク抜け感や、円キャリートレード再開に伴う円独歩安の影響から、約1週間ぶり高値となる420.1万円(7/24以来の高値圏)まで上昇しました。この間、日足ローソク足が主要レジスタンスポイント(一目均衡表転換線、21日移動平均線、50日移動平均線、ボリンジャーミッドバンド)を上抜けするなど、テクニカル的に見て、地合いの好転を印象付けるチャート形状となりつつあります。

また、ファンダメンタルズ的に見ても、(1)ブラックロックなどが申請中のビットコイン現物型ETFの年内承認期待や、(2)伝統的金融機関(TradFi)の相次ぐ参入報道、(3)来年4月に到来するビットコインの半減期イベント、(4)上記1、2、3を背景とした個人投資家・機関投資家マネーの流入期待(短期マネーでは無く、長期マネーの流入期待)、(5)対主要通貨での円売り圧力(円キャリートレードの再開期待→対円相場に上昇圧力)、(6)伝統的金融市場のリスクオン(株高・リスクアセット上昇→ビットコイン連れ高)など、ビットコイン円相場の上昇を連想させる材料が揃っています。足元業界を揺るがせているCurve Financeショックの影響も限定的と見られることから、当方では引き続き、ビットコイン円相場の続伸をメインシナリオとして予想いたします。

本日の予想レンジ:410.0万円ー425.0万円

ビットコイン円約1週間ぶり高値圏へ上昇。Curve Financeショックの影響は限定的

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