ビットコイン円、約3カ月ぶり安値圏へと大幅下落。アルトコインも全面安で総悲観ムード到来(9/12朝)

週明け11日(月)のビットコイン円相場は大幅下落。

関連通貨:

ビットコイン円、約3カ月ぶり安値圏へと大幅下落。アルトコインも全面安で総悲観ムード到来(9/12朝)

ビットコイン円、約3カ月ぶり安値圏へと大幅下落。アルトコインも全面安で総悲観ムード到来

〇ビットコイン円、米国時間に365.8万円まで下落
〇G20で暗号資産の枠組みの早期実施が支持されたこと等が重石に
〇テクニカルには約3か月ぶり安値、すべてのテクニカルポイント下抜け地合い悪化
〇ファンダメンタルズは現物型ETFの早期承認期待、金融機関参入、半減期イベント等がサポート
〇二番底形成後の急反発をメインシナリオとして予想
〇本日の予想レンジ:350.0万円ー380.0万円

昨日の概況

週明け11日(月)のビットコイン円相場は大幅下落。アジア時間朝方にかけて、高値383.1万円まで上値を伸ばすも、一巡後に伸び悩むと、(1)週末にインド・ニューデリーで開催されたG20首脳会議で「暗号資産の国際的な枠組みの早期実施」が求められたこと(各国首脳が署名した宣言内に「我々は暗号資産とステーブルコインの規制・監督・監視のための金融安定理事会のハイレベルな勧告を支持する」と記載)や、(2)上記1を背景とした暗号資産を取り巻く更なる規制強化の思惑、(3)対主要通貨での円買い圧力(植田日銀総裁による「マイナス金利政策の解除を含めいろいろなオプションがある」との発言→日銀による金融緩和の修正観測→新発10年国債利回りが2014年1月以来の高水準となる0.70%へ急上昇→円全面高→ドル円・クロス円急落→ビットコイン円連れ安)、(4)直近安値(9/1安値371.0万円)の下方ブレイクと、それに伴う短期筋の大規模ロスカット誘発、(5)アルトコインの全面安(暗号資産市場全体に広がる総悲観ムード)が重石となり、米国時間午後にかけて、6/16以来、約3カ月ぶり安値となる365.8万円まで急落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、本稿執筆時点(日本時間9/12午前6時00分現在)では、368.7万円前後で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は7/3に記録した年初来高値454.1万円をトップに反落に転じると、昨日は約3カ月ぶり安値となる365.8万円(6/16以来の安値圏)まで急落しました。この間、日足ローソク足が全てのテクニカルポイント(21日線、50日線、90日線、200日線、ボリンジャーミッドバンド、一目均衡表転換線、基準線、雲下限)を下抜けした他、強い売りシグナルを示唆する「一目均衡表三役逆転」「ダウ理論の下落トレンド」も成立するなど、テクニカル的に見て、地合いの悪化を強く印象付けるチャート形状となっています。事実、暗号資産オプション市場でも、リスクリバーサルのBTCプットオーバーが強烈に拡大するなど、ダウンサイド(二番底)を織り込む動きが続いています。とはいえ、ファンダメンタル的な側面で、「ビットコイン現物型ETFの年内承認期待」や「来年4月の半減期」などの好材料が揃っているため、総悲観局面での押し目買いを待ち構えているプレイヤーが多く存在するのも事実です。「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」と相場格言にある通り、現在のような二番底の悲観局面は、中長期的に見て、絶好の買い場となる可能性もあるため、当方では引き続き、二番底形成後の急反発をメインシナリオとして予想いたします。

本日の予想レンジ:350.0万円ー380.0万円

ビットコイン円、約3カ月ぶり安値圏へと大幅下落。アルトコインも全面安で総悲観ムード到来

ビットコイン円日足

注:ポイント要約は編集部

関連記事

ページトップへ戻る