コインチェックの業務再開
仮想通貨取引所のコインチェックは新規口座開設の再開を開始すると発表しました。コインチェックは今年1月の不正流出事件以降は新規口座開設を中止していましたが、新機口座開設と一部の仮想通貨の入金、購入を再開しました。
コインチェックは業務改善命令によりここまでそれを実行してきましたが、2018年2月に日本円の出金、3~6月にかけて仮想通貨の出金、売却を行ってきました。
このニュースを受けて親会社であるマネックスグループの株価が一時前日比80円高の480円まで上昇しました。
その他でも仮想通貨関連の銘柄であるセレス(7.4%)、リミックスポイント(9.3%)、GMO-PG(4.55%)、マネパG(2.08%)などの株価の上昇が目立っています。(14時50分現在)
昨晩の米国株は下落しましが、日本株は日経平均が316円高(14時50分現在)など株価全体が上昇していますが、コインチェックの業務再開によって関連株の上昇が目立っています。
一方で仮想通貨自体は過去24時間で下落が目立っています。ビットコインは2%、イーアリアムは4%、リップルは2.6%など下落が目立っています。
チャートはBTC/JPYの時間足です。サポートされていた712,000を下抜けして697,000円まで下落しました。一旦71万円付近まで反発していますが、サポートレベルであった712,000円付近が短期的なレジスタンスになるでしょう。またボリンジャー・バンドの中心線が705,000円に位置しておりサポートとして機能しています。ここを下抜けするとボリンジャー・バンドの2シグマのラインが70万円付近に位置しています。
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