米共和党と仮想通貨(10/31)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインなどが小幅に下落しての推移です。

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米共和党と仮想通貨(10/31)

米共和党と仮想通貨

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6346.6ドル(-0.14%)
イーサリアム:197.78ドル(-0.32%)
リップル:0.44931ドル(+1.00%)
ビットコインキャッシュ:420.56ドル(+0.17%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインなどが小幅に下落しての推移です。しかし、リップルなどは堅調地合いとなるなど全体的にはまちまちで方向感の見えにくい状況となりました。前営業日の大幅下落を受けての流れでしたが、様子見ムードが強まる局面です。米国株式市場においてはダウが大幅に上昇しており、依然として荒い動きが継続しています。そうした中で仮想通貨市場は昨日の大幅下落はあったものの比較的落ち着いた動きを継続しているということができるのではないでしょうか。

さて、調査会社Clovrが『米国の有権者の約60%が選挙における寄付で仮想通貨と法定通貨を同じ扱いとするべきだと回答した』との調査結果を発表しています。これに関して反対している回答者は21%に過ぎない、としています。この中で興味深い点としては、共和党を支持している層が民主党を支持している層よりも仮想通貨に対して前向きな回答をしているという点です。例えば、仮想通貨がセキュリティーの面で政治目的での利用に耐えうるか、という質問に対して共和党支持者は63%がyesと答え、民主党支持者は52%がyesと答えています。

これに関してはイエレン前FRB議長がカナダで開催されたフィンテックフォーラムで29日講演した際、ビットコインが通貨として不安定である点やサイバーセキュリティーの問題、大量のエネルギーを必要とする点などを挙げて仮想通貨に否定的な見方をしたことなども見逃せないところです。イエレン前FRB議長は民主党を支持しています。つまり、米国において民主党が力を持っている段階では仮想通貨は受け入れられにくい状況にあるということができるでしょう。

その観点からすれば、現在の米政権は共和党であり、仮想通貨に対して比較的前向きの対応をとることも考えられます。もちろん、だからと言って急激に拡大するというものではありませんが、米SECのメンバーなどの入れ替わりなどが仮想通貨にとって追い風となる可能性はあるでしょう。

米共和党と仮想通貨

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線を意識しての動きからバンドの-2σへ向けて下落する展開となっています。上値の重さが意識されており、このままバンドの-2σまで下落する可能性が高まっています。問題はそこからバンドブレイク、そしてバンドウォークといった動きとなるかどうかでしょう。その際はバンド幅が拡大するかどうかがポイントとなります。現状ではバンドの+2σが横ばいからじり安の動きとなっており、バンドブレイクからバンドウォークといった流れにはなりにくいのではないかとみています。さらにバンドの-2σは過去にも意識された水準であり、やはり支えらえる可能性は高そうです。とはいえ、バンドの-2σを抜けた場合は一気に下値拡大といった展開が視野に入るため、その点も頭の片隅に入れておきたいところです。

また、ストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下落しており下値圏での推移です。この水準を維持するのか、それともゴールデンクロスから反転上昇となるのかがポイントとなりそうです。現状では下落基調を継続しており、上値の重さが意識されるでしょう。

ビットコイン4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σをブレイクしてバンドウォークが展開され、そこから調整が入り押し戻したものの上値の重さが意識されてバンドの-1σで抑えられています。トレンドそのものが下向きであり、再度下値を拡大する可能性は十分にありそうです。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった大きな動きにはなりにくいところであり、調整を入れながら下値を拡大するといった展開となるのではないでしょうか。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

9000ドル:心理的な節目
8500ドル:5月中旬の水準
8000ドル:5月中旬の安値水準・心理的な節目
7780ドル:6月3日の高値水準
7000ドル:心理的な節目
6800ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準・9月22日前後に意識された水準
6510ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

6350ドル:現在値

6210ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6200ドル:6月13日・7月13日の安値水準
6080ドル:7月12日の安値水準
6000ドル:直近の安値水準・心理的な節目
5760ドル:年初来安値

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