宴の終わり(23/12/01)

昨日の暗号資産市場は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。

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宴の終わり(23/12/01)

宴の終わり

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:37747.5ドル(+0.21%)
イーサリアム:2044.36ドル(+0.89%)
リップル:0.60471ドル(-0.22%)
ビットコインキャッシュ:221.3ドル(-0.67%)

【概況】

昨日の暗号資産市場は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。その他のコインは小幅まちまちとなっており、全体的に方向感の見えにくい流れとなりました。米株はダウが500ドル超の上昇となって年初来高値を更新する一方、米国債利回りが大きく上昇してドルインデックスが上値を拡大する展開となっています。こうした動きを受けて暗号資産市場は様子見ムードが強まりました。

さて、上記の通りダウは年初来高値を更新し、さらにS&P500は月間ベースで8.9%の上昇と2022年7月以来の大幅高となるなど、ここにきて急激に株式市場が盛り上がる状況となっています。しかし、10月は株式売り越し額が2年ぶりの高水準となるなど、先行きに対する懸念が強まりつつあるようです。投資家は一握りのハイテク銘柄がけん引する株高の持続力に疑念を強めており、これまでの上昇での利益を確定し、リスクの高い取引を手仕舞う動きが出てきているといった指摘があるようです。

昨日はFOMOについて書きましたが、株式市場においても状況としてはあまり変わらないということが出来るかもしれません。これまでの上昇に対する警戒感が暗号資産市場、株式市場で起こっているところであり、仮にちょっとした衝撃が市場に走れば、一気に価格が崩れる可能性のある局面と言うことが出来るのかもしれません。

ただ、これに関しても推測の域を出ないものであり、ここから暗号資産市場も株式市場も上昇基調を強めるということは可能性としては十分にあり得ることであり、現状が天井であるということは断定はできません。ただ、市場の雰囲気としては先行きに対する警戒感が強まりつつあり、それに伴い現金化を進めている投資家もいるようです

資産を現金化したうえでその現金をどこに投資するのかは難しい問題です。もちろん、下落したところで再度株式市場へと資金を戻すということもあるでしょう。その一方で一時的に暗号資産での運用を考える人が出てくるかもしれません。ただ、その場合は暗号資産が株式市場と比較して下値の堅い動きとなった場合や先行きに対する期待感が高まった場合ということになるでしょう。しかし、暗号資産も株式同様現金化する可能性のほうが高いのではないかと考えています。そうなれば、ビットコインなども株式市場につれて大きく下落といった展開が予想されるのではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σである38480ドル前後の水準とバンドの中心線である37120ドル前後の水準で挟まれたレンジでの動きが継続しています。方向感の見えにくい展開で、しばらくはこの二つの価格と38000ドルが意識されるところとなるのではないでしょうか。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σと中心線で挟まれたレンジを動いており、方向感の見えにくい展開となっています。バンドの+2σがじり高、-2σが横ばいといった動きとなっており、やや下値の堅さが意識されているものの、レンジ圏での動きが意識されやすい状況です。目先はバンドの+2σをタッチした後に下落しており、バンドの中心線まで下落してもおかしくは無さそうです。

またストキャスティクスを見ると、%Kが高値圏から転落して下落の動きとなる一方、%Dが持ち直し基調となって高値圏を目指す動きとなっています。方向感の見えにくい流れとなっており、しばらくは様子見ムードといったところかと思われます。%Dが高値圏に入るかどうかに注目ではありますが、%Kが下落基調を維持した場合、%Dも上値を抑えられる可能性もあるため、注意が必要でしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから下落しての推移で、バンドの中心線まで下落しています。目先は支えられる動きとなっており、このままバンドの+2σまで上昇するかどうかに注目です。バンド幅は縮小傾向となっており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されていくものと思われます。ただ、まだ縮小の余地が大きく、大きな動きにはなりにくいところでしょう。バンドの中心線を意識したレンジ圏での動きとなる可能性もありそうです。

ストキャスティクスで見ると%Kと%Dがデッドクロスからの下落となっています。このまま下値圏に入るかどうかに注目です。下落の勢いは強まっており、下値圏まで入る可能性は十分にありそうです。そうなった場合、バンドの中心線を割り込んで-2σまで下落といった動きも意識しておいたほうが良いでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
40000ドル:心理的な節目
38480ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
38140ドル:昨日の高値

37750ドル:現在値

37510ドル:昨日の安値
37120ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
35760ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
31400ドル:2023年1-6月の高値
30000ドル:心理的な節目
16500ドル:2023年1-6月の安値

(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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