第8回【仮想通貨交換業等に関する研究会】…2

平成30年11月1日第8回… ICOに係る論点

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第8回【仮想通貨交換業等に関する研究会】…2

ICOに係る論点

日時:平成30年11月1日(水)10時00分~12時00分 / 議事次第

・ICO(Initial Coin Offering)に明確な定義はない。
・「企業等が電子的にトークン(証票)を発行して、公衆から法定通貨や仮想通貨の調達を行う行為」を総称している。
・トークン設計の自由度は高く、様々な性格のトークンが存在する。

1.ICOの現状

・ICOによる資金調達額に関する公的なデータは存在しない
・民間情報会社によると、全世界のICOでの資金調達額は下記の額である
 2017年:約55億ドル
 2018年1月~7月:約143億ドル
・参考:全世界でのIPO(新規の株式公開)による資金調達額は、2017年は約1,880億ドル


・世界的には様々なICOの事例が見られるが、国内ではICOの事例は多く見られない。
・ICOで発行されるトークンは、値上がり期待の『投機目的』で購入されているとの見方がある
・下記の様な利用者のリスクも考えられる。
1.トークン価格の下落や、約束されたサービス等が提供されない。
2.ICOに関する権利内容が曖昧である。
3.杜撰な事業計画や詐欺的な事案も多い。

・ICOトークンに参加する動機が考えられる主なケースは下記の通り。
  ケース1:発行者からの直接的な見返りは求めていない。
  ケース2:発行者からの物品・サービス等の供与を見返りとして求める。
  ケース3:事業収益の分配などキャッシュに相当する経済的価値の受け取りを期待する。

・通常、ICOに関する「権利」は発行者が公表するホワイトペーパーに記載される。
・トークン保有者は契約に基づく『債権的権利』を有するとされる。
・根拠法(株式でいえば会社法)はなく、権利内容が曖昧な場合も多い。

ICOによる調達額上位20プロジェクト

・プロジェクト名 (調達額米ドル)
1.EOS (4,200,000,000)
2.Telegram (1,700,000,000)
3.TaTaTu:TTU (575,000,000)
4.Dragon (320,000,000)
5.Huobi (300,000,000)
6.Filecoin (262,000,000)
7.Tezos (232,000,000)
8.Sirin Labs (157,880,000)
9.Bancor (153,000,000)
10.The DAO (152,000,000)
11.Bankera (150,940,000)
12.Polkadot:DOT (144,580,000)
13.Orbs (118,000,000)
14.Qash:QASH (107,280,000)
15.Envion (100,000,000)
16.KIK (98,000,000)
17.COMSA (95,370,000)
18.Status (95,000,000)
19.Paragon (94,570,000)
20.TenX (83,110,000)

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