ハッキング被害 (24/01/25)

昨日の暗号資産市場は、ビットコインが持ち直しての推移となっています。

関連通貨:

ハッキング被害 (24/01/25)

ハッキング被害

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:39561.0ドル(+0.91%)
イーサリアム:2200.26ドル(-0.02%)
リップル:0.51363ドル(+0.85%)
ビットコインキャッシュ:235.58ドル(+5.03%)

【概況】

昨日の暗号資産市場は、ビットコインが持ち直しての推移となっています。ここまでの下落に対する調整の動きが意識され、買い戻し優勢の流れとなっています。ドルインデックスが上値の重い展開となったこともビットコインの下値を支える要因となりました。ただ、米5年債入札が不調となったことで債券に対する売り圧力が強まり、債券利回りが長期債を中心に上げ幅を拡大したことでダウがマイナス圏に転じており、ビットコインも上値を抑えられました。

さて、ブロックチェーン分析会社のチェーンアナリシスが公表した報告書によると、2023年の北朝鮮に関連する暗号資産プラットフォームのハッキングは回数こそ過去最多に上ったものの、実際に盗まれた額は40%程度前年比で減少したと明らかにしました。具体的には20回のハッキングを行い、10億ドルをやや上回る程度の額となった模様です。22年は17億ドル相当に上っていたことを考えると、確かに大きく減少していると言えそうです。

これに関してはセキュリティの強化などによるところが大きく、一回の攻撃で数億ドルを奪い取るようなハッキングは減りつつあるとみられています。また、今回の減少に関してはDefiの活動鈍化も大きな要因として考えられています。Defiのプロトコルはソースコードがオンラインで公開されており、ハッカーは比較的容易に付け入るバグを見つけ出すことが出来るため、標的にされやすいとみられていましたが、活動が鈍化したことで多額の資金のハッキングが難しくなったのではないかとみられています。

ただ、暗号資産プラットフォームがセキュリティを強化する一方、ハッカーもそれに対応するように動いており、いたちごっことなっていることは否めません。現状においてはハッキングされた額が減少傾向にあるのかもしれませんが、状況は予断を許さないところです。目先は下落しているとはいえ、去年の半ばからの上昇によりビットコインは高水準で推移していることを考えると、攻撃が加速する可能性もあるでしょう。

北朝鮮は制裁逃れをしつつ資金を調達する手段の一つとして暗号資産のハッキングを行うことが多い、と指摘されています。こうした動きが継続するようであれば、そして多額の暗号資産がハッキングされるなどということになれば、当局からの視線が厳しくなることは間違いないところでしょう。その意味でも暗号資産業界はハッキング対策を継続しなければならないでしょう。非常に難しいものではありますが、今後の暗号資産業界を考える上で、非常に重要な課題ということができるでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である42960ドル前後の水準と-2σである38560ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いています。目先はバンドの-2σで支えられて持ち直しており、40000ドルが意識される流れとなっています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線と-2σで挟まれたレンジを動いています。目先はバンドの-2σからの持ち直し基調で、バンドの中心線を目指しての動きとなっています。このまま上昇基調を維持できるかに注目です。バンドの+2σは横ばいで、-2σは下落しての動きとなっています。バンド幅は拡大していますが、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいところです。バンドの+2σの方向感に注意しながらの対応となりそうですが、一時的には押し戻す可能性が高そうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下値圏での推移を継続しています。いずれも下落基調となっており、上値の重さが意識される展開となっています。このまま下値圏での動きが継続した場合は上値の重さが意識され、再度バンドの-2σを意識しての動きとなるでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σからの持ち直し基調となり、バンドの中心線まで押し戻しましたが、中心線で抑えられて再度下落する流れとなっています。このままバンドの-2σまで下落する可能性も十分にあるので注意が必要です。バンドの+2σは下落、-2σは横ばいとなっています。バンド幅は縮小傾向ですが、まだ縮小の余地もあることからバンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいところかと思われます。

ストキャスティクスで見ると%Kと%Dがゴールデンクロスからの上昇となりましたが、高値圏には届かずに下落しています。デッドクロスも意識されており、このまま下落基調Wが継続するかどうかに注目が集まります。再度下値圏を目指す動きとなった場合はバンドの-2σまで下落することになりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
50000ドル:心理的な節目
47360ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
44700ドル:2023年7-12月の高値
42960ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
40540ドル:昨日の高値
40000ドル:心理的な節目

39560ドル:現在値

39510ドル:昨日の安値
38560ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
24920ドル:2023年7-12月の安値

(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

関連記事

「暗号資産羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトは暗号資産およびブロックチェーンに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の暗号資産、金融商品等の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
暗号資産に関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各暗号資産交換業者等に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社は暗号資産取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各暗号資産交換業者等のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各暗号資産交換業者等との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、暗号資産取引等に伴うトラブル等の利用者・各暗号資産交換業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。また情報提供者自身が当該商品の自己ポジションを持って売買している場合があります。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、暗号資産羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る