関心の低下?(24/01/26)

昨日の暗号資産市場は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。

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関心の低下?(24/01/26)

関心の低下?

主要暗号資産価格【日本時間6時】

ビットコイン:39778.0ドル(+0.31%)
イーサリアム:2220.37ドル(+0.79%)
リップル:0.51335ドル(-0.14%)
ビットコインキャッシュ:237.78ドル(+0.98%)

【概況】

昨日の暗号資産市場は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。米GDP速報値が市場予想を上回ったことやコアPCEが市場予想通りだったことなどを受けて買い意欲が強まる展開となり、戻り基調が維持されました。ただ、ドルインデックスが上昇する中で上値を抑えられており、先行きに対する警戒感も根強い状況となっています。その他のコインも全体的には底堅い動きですが、大きな動きにはなっておらず。様子見ムードが強まりました。

さて、鳴り物入りでスタートしたビットコイン現物ETFですが、24日にも述べたようにグレースケールからの流出が大きく、その他の9つのETFでも流出が見られているようです。グレースケールをあわせた10のETFの純流出は3日連続となったようです。

9つのETFへの資金の流入によってグレースケールからの流出を相殺する格好となっているようですが、現状はグレースケールの流出額は減少しているものの、9つのETFへの総流入額はそれ以上に減少しているようです。これらの状況に、JPモルガンは『残念だ』とし、投資家の関心の低下に懸念を表明しています。その一方でブルームバーグ・インテリジェンスのアナリストはビットコイン現物ETFは取引と資金の流入の両方で史上最も成功したETFの立ち上げを達成したと評価しています。実際のところは今後の動きを見る必要があるので何とも言えませんが、ここまでの動向を見る限りでは期待外れとなっているように見えるところです。

ただ、この問題に関してはそれまでの期待感が高すぎたことも意識する必要があるでしょう。期待感が高まったことで相場が過熱し、去年の半ば頃からビットコインは大きく上昇していました。去年の8月の終値は27000ドル弱の水準であり、そこから10000ドル以上の上昇となったわけで、そう考えるとまだまだ高水準であることは事実でしょう。もちろん、去年の上昇がすべてビットコイン現物ETFによるものというわけではありませんが、もう少し調整が入ってもおかしくはないようにも思われます。

では、実際に投資家の関心が薄れたのか、というとそういうわけでもないように思われます。40000ドル割れの水準でバイナンスからの買いが入っているといった報道もありますし、もう少し様子を見る必要があると考えています。しかも、現状は米株が上昇基調を強め、ダウやS&P500指数が史上最高値を更新する展開となっています。こうした中で資金を米株へとシフトする流れが強まっている可能性もあるでしょう。現状はやや逆風となっているようにも見えますが、そこまで悲観することでもないとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線である42770ドル前後の水準と-2σである38260ドル前後の水準で挟まれたレンジを動いています。さらに40000ドルも節目として意識される水準であり、まずはこの3つの価格を意識しながらの対応となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線と-2σで挟まれたレンジを動いています。目先はバンドの-2σからの持ち直し基調となっていますが、上値の重さが意識される中で方向感の見えにくい流れとなっています。ここから上昇基調を強めるのか、再度下落に転じるのかで流れが変わってきそうです。バンドの+2σが横ばいからじり安といった動きとなっており、トレンドそのものは下向きです。目先は戻し基調ですが、上値は抑えられそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが下値圏での推移を継続しています。目先は上昇基調となっており、このまま上昇基調を継続できるかに注目です。ただ、下値圏での動きが維持されており、上値の重さが意識される局面です。このまま下値圏での動きが継続した場合は売り圧力が強まり、再度バンドの-2σまで下落といった動きとなりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σからの持ち直し基調となり、目先はバンドの中心線を挟んでの動きとなっています。上値を抑えられる一方、下値も堅く方向感の見えにくい流れとなっています。バンド幅が縮小傾向となっており、市場にはエネルギーが蓄積されています。動き出したら大きくなる可能性が高まっており、まずは方向感を見極めてからの対応となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%Kと%Dがデッドクロスからの下落となっています。下落の勢いが強まっており、まだ下値余地は十分にあるのでこのまま下落基調を維持した場合はバンドの-2σまで下落することになりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

68990ドル:史上最高値
50000ドル:心理的な節目
47270ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
44700ドル:2023年7-12月の高値
42770ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
40290ドル:昨日の高値
40000ドル:心理的な節目

39780ドル:現在値

39550ドル:昨日の安値
38260ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
24920ドル:2023年7-12月の安値

(注)上記の暗号資産の価格に関しましては注釈がない限りInvesting.com社のデータを参照しております。

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