ビットコインドミナンスが若干低下傾向(11/6)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインがやや上値の重い展開となっています。

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ビットコインドミナンスが若干低下傾向(11/6)

ビットコインドミナンスが若干低下傾向

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6450.6ドル(-0.26%)
イーサリアム:208.66ドル(-1.64%)
リップル:0.48882ドル(+4.13%)
ビットコインキャッシュ:561.39ドル(+0.70%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインがやや上値の重い展開となっています。しかし、ビットコインキャッシュに対する買いの流れは継続し、仮想通貨市場全体に資金が流入しつつあるのではないかと思われる局面になっています。市場の悲観的な見方は一服しているようです。ただ、ビットコインETFの承認の問題などを考えると、先行きに関してはまだまだ楽観的にはなりにくい局面が継続しています。もちろん、大口の動き次第ではここからさらに上値拡大といった動きがあってもおかしくないところではあるので、年末に向けての方向感をしっかりと探っていきたいところです。

さて、以前(10/24)に『ステーブルコインにおけるテザーのドミナンスが激減している』といった話をしました。今回は仮想通貨全体におけるドミナンスについて考えてみたいと思います。

仮想通貨全体におけるドミナンスは圧倒的にビットコインが高い状況が続いています。アルトコインが盛り上がった時期に30%強の水準にまで落ち込みましたが、その後は持ち直し、現状は50%を超える水準で推移しています。それこそ7~8年前は80%超のドミナンスを誇っていたことを考えるとこれでもかなり低下しているのですが、それでもやはりビットコインが仮想通貨市場に占める割合の大きさがうかがえるでしょう。

ビットコインのドミナンスに関しては価格の変動とある程度結びつきがあると考えられます。過去にはマウントゴックスでの事件でドミナンスが急落したこともありますが、ここ1年では仮想通貨市場全体が盛り上がっている時にドミナンスが低下し、逆風時にドミナンスが上昇するといった傾向があります。これは市場全体が盛り上がっているときはアルトコインの上昇の勢いが強く、利益を得やすい環境となりやすいために人気が集まり、その流れが逆流するとビットコインへと避難する流れとなりやすいということかと思われます。

上述の通りビットコインのドミナンスは現状50%を超える水準で推移しています。しかし、ここにきて上昇の流れが一服し、目先はややドミナンスが低下傾向にあります。もちろん、一時的な上げ下げの可能性はありますが、ビットコインのドミナンスの低下は仮想通貨市場全体の盛り上がりが意識され始めている可能性もあるだけに、その動向には注目しておいたほうが良いのではないかと思います。

【ビットコイン節目】

ビットコインは持ち直しの動きが継続し、ボリンジャーバンド日足の中心線まで押し戻しました。しかし、そこで抑えられて上値の重さが意識される展開となっています。ここからバンドの中心線を突破してバンドの+2σまで上昇することができるか、抑えられてバンドの-2σまで下落してしまうのか、注目が集まります。価格としては中心線が6500ドル前後、-2σが6300ドル前後、+2σが6700ドル前後となっており、この価格が節目となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線まで押し戻し、そこで抑えられる展開です。このままバンドの-2σまで再度下落してしまうのか、中心線をブレイクしてバンドの+2σまで上昇するのかに注目です。ただ、現状ではバンドの中心線で抑えられる動きであり、陰線が意識されている状況となっていることを考えると、上値の重さが意識される状況ということができるでしょう。流れとしてはバンドの-2σまで下落する可能性が高そうです。

また、ストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスからの上昇となっていましたが、%Kが下落に転じています。ただ、これに関しては一時的な下落となる可能性もあるため即断は避けたほうが良いでしょう。逆に%Dは上昇基調を維持していることから、売りに転じたとは言いがたい局面です。%Kの下落基調が継続するのか、%Dが下落に転じないかといったところに注目しつつの対応となりそうです。

ビットコイン4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σまで一気に上昇していましたが、そこから調整が入り、中心線を目指して下落しています。このまま中心線までは下落する可能性が高そうです。ただ、バンドの±2σは上昇基調となっており、トレンドそのものは上向きです。調整を入れながらも下値では支えられて上値を更新するといった流れになるのではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが緩やかに下落する動きを見せています。下落の勢いは強くはないものの、上値の重さが意識されやすい形です。このまま下落基調を維持した場合は売りの流れが継続する展開が意識されます。ボリンジャーバンドの形と併せて考えても目先は上値の重い展開となるのではないでしょうか。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

9000ドル:心理的な節目
8500ドル:5月中旬の水準
8000ドル:5月中旬の安値水準・心理的な節目
7780ドル:6月3日の高値水準
7000ドル:心理的な節目
6800ドル:9月22日前後に意識された水準
6700ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
6500ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

6450ドル:現在値

6300ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6200ドル:6月13日・7月13日の安値水準
6080ドル:7月12日の安値水準
6000ドル:直近の安値水準・心理的な節目
5760ドル:年初来安値

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