仮想通貨反落、FOMCの影響?(11/9)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが下落しています。

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仮想通貨反落、FOMCの影響?(11/9)

仮想通貨反落、FOMCの影響?

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6489.5ドル(-1.10%)
イーサリアム:215.03ドル(-1.40%)
リップル:0.50776ドル(-6.08%)
ビットコインキャッシュ:594.33ドル(-3.85%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが下落しています。リップルやビットコインキャッシュなど直近で上げ幅を拡大していた銘柄は一転して下げ幅を拡大しており、調整の動きなどが意識されたようです。

さて、日本時間では明けて今日になりますが、米国でFOMCが開催されて金融政策が発表されました。政策金利は現状維持となっています。また経済の堅調さ、そしてそれを背景とした金融引き締めを粛々と行うといった流れが継続されそうです。こうした結果を受けてドルインデックスなどは上昇しています。終値だけを見ればドル買いが仮想通貨売りを意識させたといった見方が可能なようにも思われますが、実際はそうったものではないようです。

今回のビットコインの下落はFOMCが発表となる日本時間午前4時の3時間前、つまり日本時間午前1時に起こっています。そして、ネットなどで言われているのが『BitMEXの資金調達率手数料が0.1%を超えたから』というものです。つまり、手数料の支払いを回避する、もしくは逆に獲得するために急激に売り圧力が強まった、といった流れがあるようです。これはFXで例えるならば、スワップポイントを獲得するために日付の代わり際で取引をする手法と似ているといえばわかりやすいでしょうか。

もちろん、BitMEXの資金調達率手数料が0.1%を超えた場合にいつでも下落するというものではありませんが、比較的高確率で起こり得る動きであり、頭には入れておいたほうが良い話ではないかと思います。

【ビットコイン節目】

ビットコインは持ち直しの動きが継続し、ボリンジャーバンド日足の中心線をブレイクし、バンドの+2σを目指しています。昨日は下落していますが、節目としては+2σである6650ドル前後の水準まで上昇できるかといったところです。バンドの中心線である6580ドル前後の水準が下値のメドとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線をブレイクし、バンドの+2σを目指す展開です。ただ、昨日の下落によりバンドの+2σに届かずに下落しており、目先は中心線を意識しています。ここから再度中心線を抜けて-2σを目指す動きとなるのか、それとも中心線で支えられて+2σを目指す展開となるのかに注目です。バンド幅は狭く、市場にはエネルギーが蓄積されています。ただ、目先は方向感そのものが見えにくく、先行きに関してもしばらくは狭いレンジでの推移が意識されそうです。

また、ストキャスティクスを見ると、%Kが天井打ちから下落しています。%Dは上昇基調を維持していますが、%Kが%Dを下抜けており、%Dが下落に転じた場合は売り圧力が強まる展開となるだけに注意が必要です。%Kが持ち直すのか、それとも%Dが下落となるかで流れが大きく変わるだけに、意識して見ておきたい状況です。

ビットコイン4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整が入り、一時バンドの中心線で支えられる動きを見せましたが、+1σで抑えられて売り圧力が強まり、現状はバンドの中心線を抜けて下落する展開となっています。上昇トレンドの終了が意識され、バンドの-2σまで下落する可能性が高まっています。バンドの+2σは横ばいになっており、-2σは上昇しています。バンド幅は縮小傾向に入っており、徐々に方向感の見えにくい展開となるのではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが下落基調です。売り圧力が強まりやすい状況であり、先行きに対しても警戒感は意識されそうです。%Kが下値圏に入ってきていることから、一時的な調整の動きがあってもおかしくはないところですが、基本的な流れとしては売り優勢といった局面ではないでしょうか。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

9000ドル:心理的な節目
8500ドル:5月中旬の水準
8000ドル:5月中旬の安値水準・心理的な節目
7780ドル:6月3日の高値水準
7000ドル:心理的な節目
6800ドル:9月22日前後に意識された水準
6650ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

6490ドル:現在値

6480ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
6320ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
6200ドル:6月13日・7月13日の安値水準
6080ドル:7月12日の安値水準
6000ドル:直近の安値水準・心理的な節目
5760ドル:年初来安値

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