急落は取引所の緊急メインテナンスのため?
午前2時時点の過去24時間の仮想通貨の動きは、対円でBTCは1.04%上昇、ETHは0.45%上昇、XRPは1.18%下落、BCHは1.04%の下落になっていますが、総じて安値件からは反発しています。
昨日の74.1万円付近からの下落は大手取引所バイナンスの緊急メインテナンスが原因ではないかといわれています。
バイナンスのブログなどによると、取引が発見され緊急メインテナンスのため、取引、出金、その他の昨日を停止すると通知しました。
仮想通貨SYS(シスコイン)がハッキングされたのではないかとの噂も飛び交い、シスコインは異常な活動を検知したので、すべての取引所にシスコインの取引停止を要請するという声明を出しました。
4日の17時にバイナンスはシステムメインテナンスを完了して取引業務が再開されました。
ビットコインは3日に74.1万円の高値を示現後に、バイナンスのシステムメインテナンスの件もあり、70.6万円まで4.7%の下落となりました。
しかしボリンジャー・バンドの20日線の70.9万円はサポートされ反発しました。一時74.6万円まで上昇し3日の高値を一時上抜けしました。
日足ベースで見ると、ボリンジャー・バンドの20日線が70.7万円、2シグマのアッパーバンドが76.1万円となりここが短期的なレジスタンスになっています。
また前回の戻り高値は75.5万円付近となっており、75.5~76.1のゾーンを上抜けできるかどうかがポイントになります。
ここを上抜けできれば20日移動平均線(EMA)の位置する79万円付近、そこを抜ければ下落前の戻り高値85.5万円付近がターゲットになるでしょう。
一方サポートは5日移動平均線(EMA)が71.9万円、ボリンジャー・バンドの20日線が70.7万円付近となっています。
- 関連通貨:
関連記事
-
暗号資産(仮想通貨)情報
Edited by:照葉 栗太
2023.09.23
ビットコイン分析『日米金融政策イベント通過に伴うアク抜け感から上昇トレンド再開に期待』(9/23朝)
今週は週央にかけて406.2万円(8/29以来、約3週間ぶり高値圏)まで持ち直すなど、ビットコイン円相場に復調の兆しが見えつつあります
-
暗号資産(仮想通貨)情報
Edited by:山中 康司
2023.09.22
暗号資産週報「短期高値を見てやや下押ししやすい流れに」(9月第4週)
株式市場のリスクオフの動きがビットコインにも影響し、上げる前のもみあい水準に押しての週末となりました。
-
-
制度・取引所
Edited by:T
2018.07.12
ドイツ政府の仮想通貨のスタンスは保守的?(7/9)
ドイツ紙ハンデルスブラットが4日報じたところによると、ドイツ財務省は中央銀行による仮想通貨発行に対して否定的な考えを持っているようです。
-