失われたビットコイン?(7/6朝)

昨日の仮想通貨取引は大きく下落しての推移となっています。

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失われたビットコイン?(7/6朝)

失われたビットコイン?

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6508.9ドル(-2.92%)
イーサリアム:463.54ドル(-2.32%)
リップル:0.47384ドル(-5.71%)
ビットコインキャッシュ:723.1ドル(-8.18%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は大きく下落しての推移となっています。直近の上昇に対する調整の動きが意識されているものと思われます。また、FOMC議事録が公表されたタイミングで大きく下落しています。FOMC議事録で段階的な利上げ軌道を再確認したことで、ドルに対する買いが強まり、対ドルで反射的に仮想通貨が売られました。

さらに、元BitGoの首席エンジニアが紛失や盗難により、最大で600万枚ビットコインが失われた可能性を指摘しています。600万枚といえば、ビットコイン全体の30%弱に相当します。これが失われた場合、どういった影響があるのかといった不安からビットコインを手放す動きがみられました。

しかし、今回の大量のビットコインが失われるということに関してはウォレットの秘密鍵を失くしてしまいアクセスできない状態にあるコインや2014年から一度も使用されていないコインなどが含まれています。特に後者に関しては失われているのかどうかは定かではありません(使える状態にあるが、ただ使っていないだけの可能性)。詳細を見れば600万枚は大袈裟であり、実際はその半分くらいではないか、といった見方もあります。ただ、ビットコインがある程度失われていることは事実であり、詳細が良くわかっていない投資家がパニック的にビットコインを手放すといった可能性は残るでしょう。また、現在の時価総額は失われたビットコインも含まれており、その分を引くと時価総額が大きく減少するといわれています。これも心理的にはマイナスとなりうる話かと思われます。

【ビットコイン節目】

ビットコインは6/24に年初来安値5762.9ドルを付け、そこから持ち直す動きが展開されています。昨日は大きく下落しましたが、それでもボリンジャーバンドの中心線を上抜けています。とはいえ、バンドの+2σを目指す動きの弱さも意識せざるを得ないところであり、再度バンドの中心線を抜ける動きも想定しておいたほうが良さそうです。日足のボリンジャーバンドの中心線は6380ドル前後であり、ここがポイントとなりそうです。ここで支えられれば底堅い動きが意識され、再度バンドの+2σを試す動きとなるでしょう。逆に割り込んだ場合はバンドの-2σを目指す動きとなりかねないところです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから持ち直し、中心線を突破しての動きです。ボリンジャーバンドの+2σを目指す動きが展開されていますが、目先は伸び悩んでおりここからの方向感に注目が集まります。バンドの中心線はこれまでも述べていますが、トレンドを占う上で重要なラインとなっており、下抜けた場合は買い方の手じまい売りを誘発する可能性があるでしょう。ただ、バンドの-2σは年初来の安値水準であり、支えられやすい価格帯ではないかとみています。

また、ストキャスティクスを見ると、現状でデットクロスが意識される局面です。形の悪化が意識される局面であり、このままの流れを継続した場合は売り圧力が強まり、ボリンジャーバンドの中心線を抜ける可能性が高まります。

一方でビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、昨日は下落したものの陽線を維持しており、ボリンジャーバンドの中心線である8050ドルを目指す動きが意識されています。ただ、現状の水準は今年の2月の頭、4月の頭に下値として意識された水準であり、依然としてここをしっかりと抜けることが出来るかがポイントとなりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

8050ドル:ボリンジャーバンド週足の中心線
7050ドル:5/29の安値水準
7000ドル:心理的な節目
6900ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
6830ドル:6/19の高値水準

6500ドル:現在値

6380ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
6000ドル:2/6の安値水準・心理的な節目
5880ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
5760ドル:6/24の年初来安値水準
5430ドル:去年の11月12日の安値水準
5400ドル:ボリンジャーバンド週足の-2σ水準
5000ドル:心理的な節目水準

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