仮想通貨事業に続々参入?期待感が押し上げ(7/9)

週末の仮想通貨取引は大きく上昇しての推移です。

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仮想通貨事業に続々参入?期待感が押し上げ(7/9)

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6762.1ドル(+3.20%)
イーサリアム:488.27ドル(+4.85%)
リップル:0.4863ドル(+3.77%)
ビットコインキャッシュ:768.57ドル(+5.26%)

【概況】

週末の仮想通貨取引は大きく上昇しての推移です。先日、米国の証券取引委員会(SEC)がビットコイン主体のETFの上場に対して将来的に可能性を開くかもしれない、との報道について書きましたが、こうした動きを受けて欧州最大手のETF企業であるオランダを拠点とするフロー・トレーダーズ社が仮想通貨事業に参入、といった報道が出ています。オランダの金融当局は仮想通貨に対し否定的な見方を表明していますが、そうした中での動きであり、規制緩和に対する期待感を高める展開です。

さらに、スイス証券取引所は仮想資産のカストディに参入する計画を発表しています。カストディとは『保管』を意味し、例えば有価証券投資の場合、投資家の代理人として、有価証券の保管・管理、元利金・配当金の代理受領、預り運用資産の受渡し決済、運用成績の管理、議決権の行使などの幅広い業務を提供します。仮想通貨の直接取引において、現在最も懸念されている分野と言われています。スイス証券取引所は2019年前半にもサービスを開始すると表明しています。ただ、仮想通貨の取引にプラットフォームが対応していないとしています。まだ課題は残るものの、今後の展開次第では対応させる可能性に含みを残しています。これらの報道が仮想通貨に対する買い意欲を強めています。

ちなみに、米国ではコインベースがカストディの業務を機関投資家を対象にスタートさせています。こうした動きはまだ一部にすぎませんが、こうした動きがETF上場などへ道を開くのではないかと期待されています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは6/24に年初来安値5762.9ドルを付け、そこから持ち直す動きが展開されています。一時伸び悩む動きを見せましたが、依然として日足のボリンジャーバンドの中心線を上回っての推移です。そしてここにきて上昇を再開しており、バンドの+2σまで上昇する可能性が高まっています。現状の水準は6/20前後に意識された水準であり、ここを抜けることが出来るかがポイントとなりそうです。ここを抜けた場合はバンドの+2σの6970ドルを目指しての動きとなりそうです。仮にこの水準で抑えられた場合はバンドの中心線である6420ドルがポイントとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから持ち直し、中心線を突破しての動きです。一時バンドの+1σを挟んでの動きが展開されましたが、この週末の上昇で+2σを意識しての動きとなってきているようです。ただ、バンドの+2σは価格的な節目である7000ドルを意識する水準であり、ここを超えて上値を拡大する動きにはなりにくく、その水準では抑えられるのではないでしょうか。

また、ストキャスティクスを見ると、ゴールデンクロスからの上昇が維持されて高値圏に入っています。高値圏に入っているからと言ってすぐにデットクロスから下落といった動きになるわけではありませんが、そういった動きになった場合は注意が必要でしょう。

一方でビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、先週は陽線が形成されており、バンドの中心線を目指す動きが強まっています。現状の水準は週足で見ると4/2の週に意識された水準であり、このあたりを抜けてくるかどうかは重要かと思われます。ここを抜けたらボリンジャーバンドの中心線である7920ドルを目指す動きが意識されそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント

7920ドル:ボリンジャーバンド週足の中心線
7050ドル:5/29の安値水準
7000ドル:心理的な節目
6970ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

6760ドル:現在値

6420ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
6000ドル:2/6の安値水準・心理的な節目
5870ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
5760ドル:6/24の年初来安値水準
5430ドル:去年の11月12日の安値水準
5350ドル:ボリンジャーバンド週足の-2σ水準
5000ドル:心理的な節目水準

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン円日足

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