仮想通貨は全般的に下落傾向
想通貨市場は下落傾向が続いています。過去24時間の動きは、ビットコインが3.3%の下落、リップルは5.7%の下落、イーサリアムは7.5%の下落となっています。
イーサリアムに関してはICOによる売却が今月は増加しているとのレポートも出ており、そのレポートが影響したのか下落率が大きくなっています。
クレジットカードのビザが、英国の決済会社であるEarthportを1億9800万ポンドで買収するという報道がロイターからありました。Earthportは国際的な決済会社で、リップル社とも提携しています。
リップルに関しては、決済の利用に関して提携など事業の進展が進んでいますが、相場と事業とが必ずしも連動しておらず、事業の影響がどのくらい相場をサポートできるか見極めていきたいところです。
チャートはBTC/JPYの時間足です。
47万円でダブルトップをつけて下落後は411,000円がサポートされていましたが、このレベルを下抜けしたことで下落が加速し396,000円付近まで下落しています。
ボリンジャー・バンドの中心線が406,000円付近まで低下してきており、ここはサポートされていたレベルと一致しておりこのレベルが短期的なレジスタンスとして意識されます。
現状ではボリンジャー・バンドの2シグマのラインが上は422,000円に位置しており上値のめどになっています。下は39万円に位置しており、ここが短期的なサポートになっています。ここを下抜けした場合は18日の安値385,000円付近がサポートとして意識されます。
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