金融庁、仮想通貨ETF承認を検討?(19/1/8)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。そのほかの通貨も全体的には上値の重さが意識されています。

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金融庁、仮想通貨ETF承認を検討?(19/1/8)

金融庁、仮想通貨ETF承認を検討?

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:3983.1ドル(-0.06%)
イーサリアム:149.92ドル(-3.11%)
リップル:0.36316ドル(+0.15%)
ビットコインキャッシュ:159.31ドル(-2.50)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。そのほかの通貨も全体的には上値の重さが意識されています。ただ、大きな動きとはなっておらず、方向感そのものは見えにくい様子見ムードだったということができそうです。前日の大幅上昇に対する調整などが意識されたのではないでしょうか。

さて『金融庁、仮想通貨ETF承認を検討か』といったニュースをブルームバーグが報じています。金融庁はこれまでビットコインやイーサリアムの先物やオプション取引に対して否定的な姿勢を示しており、この報道が事実であれば大きな方向転換ということになりそうです。

しかし、米国で仮想通貨ETF承認が延期されている状況下で、日本がそれに先駆けて承認ということが実際問題としてあり得るのかは疑問の残るところです。今回の金融庁の調査・検討が仮想通貨関連法案の指針になるとみられていますが、個人的にはそこまで期待すべきではないと考えています。去年の乱高下によって個人投資家保護に対する金融庁の視線はかなり厳しくなったのではないかと思われます。機関投資家などに販売を限定するのかもしれませんが、このタイミングで仮想通貨ETF承認というのは違和感を覚えるところではあります。

可能性の一つとして、米国の仮想通貨ETFが承認されるという情報が金融庁に入ったということはあるかもしれません。それに遅れてはならないという思惑が働いた可能性はゼロではないでしょう。しかし、その可能性は限りなく低いとみています。そもそも米国が仮想通貨ETFを承認する可能性も低いように思われます。こうした中での報道であり、なにか裏があるのではないかと勘繰りたくなる局面ではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインはボリンジャーバンド日足の+2σと中心線にはさまれたレンジが目先意識されています。現状+2σは4240ドル前後、中心線は3990ドル前後を位置しており、まずはここが節目として意識されそうです。この水準のどちらを抜けていくかで先行きに対する見方が変わってくるので、その点は十分に注意したい局面です。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、中心線で支えられてバンドの+2σを意識しての推移です。ただ、+2σでは抑えられており、レンジ圏での動きを継続する可能性は十分にありそうです。狭いレンジでの推移であり、バンド幅は縮小傾向となっています。市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきており、バンドの±2σではバンドブレイクからバンドウォークといった動きにならないか、注意しておきたい状況です。

また、ストキャスティクスを見ると、%K、%Dは上昇基調です。目先は買い優勢の流れではありますが、狭いレンジでの動きとなっている場面ではストキャスティクスの転換が起こりやすく、その点は頭に入れておいたほうが良さそうです。


ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きから一気にバンドの+2σをブレイクして上昇したものの、行き過ぎとの思惑から調整が入っています。現状はバンドの+1σ付近を意識しています。バンドの±2σは上昇基調となっており、トレンドそのものは上向きですが、調整を入れながら上値を拡大するといった展開となりやすい形です。一時的にはまだ下値余地はありそうです。最大でバンドの中心線までの下落を想定しておきたいところです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが下落基調となっています。デットクロスが意識されており、目先は売り優勢の局面ということができそうです。下値余地も十分にあるので、しばらくは売り圧力が強まる可能性はありそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

5000ドル:心理的な節目
4380ドル:直近の高値水準
4240ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
4000ドル:心理的な節目

3980ドル:現在値

3980ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
3730ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3220ドル:直近の安値水準
3000ドル:心理的な節目

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