ドル安も仮想通貨への影響は小さい(19/1/10)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。その他の通貨も大きな動きにはなっておらず、方向感の見えにくい展開が継続しています。

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ドル安も仮想通貨への影響は小さい(19/1/10)

ドル安も仮想通貨への影響は小さい

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:3980.1ドル(-0.03%)
イーサリアム:148.51ドル(-0.12%)
リップル:0.36324ドル(+0.77%)
ビットコインキャッシュ:157.83ドル(-0.59%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。その他の通貨も大きな動きにはなっておらず、方向感の見えにくい展開が継続しています。米国ではFOMC議事要旨が公表され、米国の利上げのペースの減速を意識したドル売り圧力が強まっていますが、仮想通貨相場には大きな影響を与えていません。

ドルに対する売り圧力が強まる局面ではビットコイン/ドルなどは上昇してもおかしくはありません。にもかかわらずそういった展開となっていないことを考えると、やはり仮想通貨とそのほかの市場との相関性の低さがうかがえるところです。これに関しては去年から指摘している通り、特に日本円や米国ドルなどの一般的に信認されている法定通貨との相関性の低さは意識しておくべきでしょう。逆にあまり信認されていない法定通貨の下落などは仮想通貨への資金の避難が起こり得る可能性はあるでしょう。ただ、現状は仮想通貨が大きく下落したことで、避難先として用いられるかは疑問の残るところではあります。

いずれにしても2019年になっても今のところは仮想通貨は独自要因で動いており、現状は様子見といったところとなっています。後述しますが、テクニカル的に見ても方向感を見出しにくく、しばらくは狭いレンジでの動きが展開されそうです。ビットコインドミナンスも50%割れを目指す動きから小幅に持ち直しています。この動きが仮想通貨市場全体の先行きに対する警戒感を意識させる可能性を頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

【ビットコイン節目】

ビットコインはボリンジャーバンド日足の+2σと中心線に挟まれたレンジを意識しています。現状+2σは4220ドル前後、中心線は3990ドル前後の水準であり、まずはここが節目として意識されそうです。現状はバンドの+2σを意識した動きからじり安となっており、バンドの中心線を維持できるかがポイントとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、中心線で支えられてバンドの+2σを意識しての動きからじり安基調です。バンドの中心線まで下落する可能性は高いのではないかとみています。バンド幅は縮小傾向であり、市場にはエネルギーが蓄積されてきています。バンドブレイクとなった場合はバンドウォークが展開される可能性もあるだけに注意が必要です。ただ、目先バンドの中心線を目指しての推移であり、方向感の見えにくい状況が続きそうです。

また、ストキャスティクスを見ると、%Kは上昇基調が一服して下落に転じています。このまま下落基調を維持するかどうかがポイントとなりそうです。一方%Dは上昇基調を維持しています。ただ上昇の勢いは落ちており、ここから下落に転じるかどうかに注目でしょう。やや形が悪化してきているだけに、バンドの中心線までは下落する可能性が高まっているのではないでしょうか。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入っています。一時的な上げ下げはあるものの下落トレンドが維持されており、目先バンドの中心線を抜けています。このままバンドの-2σまで下落するかどうかがポイントとなりそうです。バンド幅が縮小傾向を強めており、市場には急速にエネルギーが蓄積されてきています。動き出したら大きなものとなりそうですが、現状ではまだ上下どちらに動くかもはっきりしないところであり、動き出したらそちらについて行くといったところでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが下落基調を強めています。。デットクロスからの下落であり、ここからさらに下落する可能性はありそうです。基本的には売り優勢の局面であり、バンドの-2σまでは下落する可能性が高そうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

5000ドル:心理的な節目
4380ドル:直近の高値水準
4220ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
4000ドル:心理的な節目・ボリンジャーバンド日足の中心線

3980ドル:現在値

3770ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3220ドル:直近の安値水準
3000ドル:心理的な節目

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