ビットコインが対ドルで節目の水準まで大幅下落(7/11)

昨日の仮想通貨取引は大幅に下落しての推移です。

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ビットコインが対ドルで節目の水準まで大幅下落(7/11)

ビットコインが対ドルで節目の水準まで大幅下落

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6397.0ドル(-5.13%)
イーサリアム:441.08ドル(-8.43%)
リップル:0.44993ドル(-5.77%)
ビットコインキャッシュ:700.21ドル(-6.97%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は大幅に下落しての推移です。ノーベル経済学賞を受賞した米国の経済学者のジョセフ・E・スティグリッツ教授が仮想通貨に対して、透明性のある銀行システムを築こうとしているなかで、匿名性を特徴とする決済手段を許容することはできないといった発言をし、仮想通貨に対して否定的な見解を示したことが嫌気されています。現状では仮想通貨の市場が比較的小さいことから規制当局が積極的に対応に乗り出していないだけで、仮に市場が大きくなった場合は「規制当局はハンマーを持ち出すだろう」と発言しています。

今月21-22日に開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議において、仮想通貨に関する具体的な規制に関して協議がなされるとみられており、ここでどういった方向に話が進むのか、注目が集まります。現状はETFの申請などの動きが活発化していますが、昨日も述べたようにまだ承認されたわけではありません。思惑での動きであるだけに、しっかりとしたトレンドを形成できていません。もちろん、承認に向けた流れが出来つつあることは事実ですが、過度な楽観も禁物といった局面と言えそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは昨日の下落により、ボリンジャーバンドの日足の中心線(チャートの赤い矢印)である6400ドルを意識しての動きが展開されています。ここをはっきりと下抜けた場合、先行きに対する警戒感が強まります。再度バンドの-2σまで下落する動きが意識されます。現状のバンドの-2σは5870ドル前後の水準であり、年初来安値水準も視野に入ってきます。逆に、バンドの中心線で支えられる動きとなった場合は、再度バンドの+2σである6900ドル前後の水準を目指すものと思われます。その意味でも現状の6400ドル前後の価格帯をどのように意識するかは非常に重要な意味を持っています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから持ち直し、中心線を突破しての動きで、そこからさらにバンドの+2σを目指す動きとなりました。しかし、バンドの+2σには届かず、バンドの中心線まで押し戻されています。上述の通り、バンドの中心線で支えられるのか、下抜けるのかで流れが変わってくるので注意が必要です。

また、ストキャスティクスを見ると、デットクロスがはっきりと意識されており(チャートの青い矢印)、売り圧力が強まりやすい状況です。ここから下落の流れが継続した場合はバンドの-2σまで下落する可能性が高まるだけに、ストキャスティクスの方向感は意識しておきたいところです。現状ではバンドの-2σまで下落する可能性が高まっている状況かと思われます。

一方でビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-1σで抑えられている状況です。バンドの-2σが下落に転じていることも形の悪さを意識させます。ここから再度下落してバンドの-2σを意識しての動きとなった場合は年初来の安値を突破するだけに、先行きに警戒感が強まる状況ということが出来そうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

7890ドル:ボリンジャーバンド週足の中心線
7050ドル:5/29の安値水準
7000ドル:心理的な節目
6900ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

6400ドル:現在値

6360ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
6000ドル:2/6の安値水準・心理的な節目
5870ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
5760ドル:6/24の年初来安値水準
5430ドル:去年の11月12日の安値水準
5260ドル:ボリンジャーバンド週足の-2σ水準
5000ドル:心理的な節目水準

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