劇的な変化は5年後?(19/1/30)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。

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劇的な変化は5年後?(19/1/30)

劇的な変化は5年後?

主要仮想通貨価格(日本時間6時

ビットコイン:3420.6ドル(-0.42%)
イーサリアム:105.47ドル(+1.08%)
リップル:0.28759ドル(-1.91%)
ビットコインキャッシュ:110.31ドル(+0.91%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが小幅に下落しての推移です。アルトコインはまちまちでの推移となっており、全体的には方向感の見えにくい状況となっています。特段大きな材料がなかったことで様子見ムードが強まっています。その他の市場も米国のFOMCを控えていることもあり、比較的落ち着いた動きが展開されています。ただ、相関性などから考えると仮想通貨に関してはFOMCで大きく動くといった展開にはなりにくいのではないかとみています。英国のEU離脱に関してもそこまでは材料視されないのではないでしょうか。

さて、仮想通貨の将来性について昨日少々書きましたが、米リップル社のBrad Garlinghouse CEOはパネルディスカッションの中で『劇的な変化が現れるまでには、少なくとも5年を要するだろう』などと発言しています。パネルディスカッションの中で技術的には今年の末頃にはかなりの進歩がみられるだろうとしていますが、それが金融の世界に適応するには数年を要するのではないかといった話が出たようです。

仮想通貨は一昨年から去年にかけての急騰で感覚がマヒしている人も多そうですが、テクニカル的に見てもバブルが弾けた相場がすぐに持ち直すということはないと考えるべきでしょう。もちろん、仮想通貨は数多くの種類のコインがあり、一時的に急騰するものがあるかもしれません。しかし、仮想通貨市場全体で見れば大相場の後始末をしている局面であり、すぐに持ち直して大儲けができると考えるのは虫が良すぎるのではないでしょうか。

ただ、技術的な進歩や当局の規制などにより仮想通貨市場は徐々に成熟していくものと思われます。そうなっていけば仮想通貨市場も盛り上がっていくでしょう。とはいってもそれは一朝一夕で起こる変化ではありません。5年というスパンが必要なのか、もっと短いのか、それとももっと長くかかるのかは定かではありませんが、投資家としても長期的なスパンで眺めるべき時であることは間違いないと考えています。

また、パネルディスカッションの中で『国際間取引だけで、年間80億ドルの利益を出すシティバンクに大きな変化が生まれる可能性』が指摘されています。仮想通貨を用いた国際決済システムが可能となれば巨大金融機関はこの巨大な既得権益を失うことになりかねません。それに対する抵抗が政治的なものを含めて様々な手段をもって行われる可能性は頭に入れておいたほうがいいかもしれません。逆に仮想通貨を用いて今まで以上の利益が生み出せるのであれば、意外とあっさり移行といった流れもないわけではないでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインはボリンジャーバンド日足の-2σを意識しての動きが展開されています。バンド幅は依然として縮小しており、市場にエネルギーが蓄積されています。バンドの-2σである3500ドル前後の水準をブレイクし下値を拡大する動きとなるかどうかがポイントとなりそうです。バンドの-2σで支えられて持ち直した場合は中心線である3640ドル前後の水準が意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σを意識しての動きです。このままバンドの-2σをブレイクしてバンドウォークとなるかどうかに注目が集まります。バンド幅は縮小傾向で市場にはエネルギーが蓄積されています。バンドの+2σが上昇に転じるかどうかがポイントであり、上昇に転じた場合はバンドウォークが展開されて下値を拡大するでしょう。

また、ストキャスティクスを見ると、%Kは下落基調で下値圏に入り、目先はほぼ横ばいでの推移が展開されています。ここから上昇に転じることができるかがポイントです。上昇に転じた場合は一時的に持ち直す可能性もありそうです。一方%Dは下落基調を維持しています。売り優勢の流れであり、上値の重さが意識されそうです。一時的には持ち直す可能性も十分にありますが、戻り売り優勢の局面が継続しそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σと-1σで挟まれたレンジを動いており、上値の重さが意識されていましたが、ここにきてやや持ち直し基調が強まっています。バンドの中心線を目指しており、底堅い流れです。ただ、バンドの±2σが下落基調を維持していることからトレンドそのものは下向きです。バンドの中心線まで押し戻す可能性はあるものの、そこで抑えられて再度バンドの-2σを目指しての下落する可能性が高そうで、直近安値が目標となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスからの持ち直し基調です。ただ、%Kの上昇の勢いが落ちておりこのまま下落に転じた場合は売り圧力が強まりやすいでしょう。%Dの上昇基調が維持できるかが先行き重要となりそうですが、目先は比較的しっかりとした動きが展開されており、底堅い動きをサポートしそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

5000ドル:心理的な節目
4380ドル:直近の高値水準
3790ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
3640ドル:心理的な節目・ボリンジャーバンド日足の中心線
3500ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

3420ドル:現在値

3220ドル:直近の安値水準
3000ドル:心理的な節目

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