リップル上昇の材料は
仮想通貨市場は堅調な動きになっています。過去24時間の値動きはビットコインは1.5%の上昇、リップルは11.8%の上昇、イーサリアムは4%の上昇となっています。
昨晩はFOMC(米連邦市場委員会)が行われ、結果は市場の期待通りのハト派的なスタンスでした。その結果を好感して米国株は大幅上昇となりドルは下落リスクオンの動きとなりました。ダウの上昇は1.8%でしたがナスダックの上昇は2.2%となりハイテク、ネット株などの上昇が目立ちました。リスクオンの動きが仮想通貨市場にも影響与えているのかもしれません。
さてその中でもリップルの上昇が目立ちます。
現在国際間の送金サービスはベルギーにある世界最大の決済期間のSWIFTが握っています。SWIFTは11000社以上の金融機関のネットワークをもち、銀行間の送金に関してはSWIFTのシステムが利用されています。SWIFTは現在新しい決済システムであるGPIの開発を行っていますが、これに米ブロックチャーン企業であるR3のシステムを組み入れると発表しました。これらの提携で以前から噂されていたSWIFTが送金に仮想通貨を利用することや、リップル社との提携などの可能性が現実味を増してきたこともリップルには追い風になったようです。
チャートはBTC/JPYの時間足です。366,000円付近がサポートされた後は一時378,000円付近まで上昇しました。
しかし378,000円付近はダブルトップを付けて短期的には下落トレンドとなっています。
ボリンジャー・バンドの中心線である375,000円付近がレジスタンスになり、2シグマのラインが位置する373,000円、376,000円のレンジで推移しています。
373,000円付近のサポートを維持できないと再度37万円割れを試しに行くものと思われます。
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