仮想通貨マイニング日記7 ~使わないマイニングマシンの流用法~

マイニング自体は儲からなかったとしても、他の使い道を併用することによって、コストを軽減できるはずです。

関連通貨:

仮想通貨マイニング日記7 ~使わないマイニングマシンの流用法~

~使わないマイニングマシンの流用法~

仮想通貨、戻ってきませんね。何がって、値段がですよ。
昨年11月半ばのビットコインの値段が1BTCで70万円程度。それが12月半ばにかけて急落し、1BTC=37万円まで下落しました。その後、少しだけ戻す動きを見せ、45万円くらいまで上昇したのを喜んだのも束の間、年明けからダラダラと横ばいになり、1月後半から37万円台で推移しております。
値頃感で考えれば、恐らく今の水準はきっと安いと思います。こんな時は、ライバルのマイナーも減っているはずだから、バブった時に比べると掘りやすいに違いありません。ここでガンガン、マイニングしておいて、再び上昇した時にガッツリ儲けるという気持ちもないわけではないのですが、全般的に見て、マイナー連中のマイニング・マインドは、もう悲惨なほどダダ下がりしております。
その決定的な証拠を見つけてしまいました。
何かというと、マイニングマシンの値段がとんでもなく下がっているのです。正確に言うと、マイニングマシンを自作するために必要なパーツ代ですね。この連載をスタートした時、パーツの値段を調べましたが、その時に比べて、パーツによっては4分の1くらいまで値下がりしているものがあるのです。

簡単に比較してみましょう。
マザーボード  1万6000円⇒3700円
メモリ(4GB)  6000円⇒5000円
電源(750W)  1万9000円⇒1万6000円
ライザカード  2000円⇒1000円
グラフィックボード 30000円 ⇒15000円(2枚使用)
リグ(ケース)  1万6800円⇒1万6800円
SSD  1万5000円⇒5000円
といった具合です。
左の値段が2018年1月時点で、まだ仮想通貨の値段が高かった時のもの。右の値段が直近の数字で、秋葉原界隈で調べてきた値段です。もちろん、お店によって多少の価格差はありますが、たとえばマザーボードの値下がり具合を見て下さい。ざっと4分の1になっています。
ライザカードやグラフィックボードが半額で、SSDが3分の1です。
なかにはあまり値下がりしていないものもありますが、まあ、そこはご愛敬。でも、マザーボードの値段なんて、ほとんど「投げ売りかよ!」って言いたくなるくらいの下げ方です。
つまり、それだけマイナー連中はもう、マイニングに対する熱意が冷め、いよいよ仮想通貨バブルはどん底の時を迎えたことの証左といっても良さそうです。

さて、なかには一攫千金を目指してマイニングマシンに大枚をはたいた方もいらっしゃると思います。私もそうですが、部屋には稼働していないマイニングマシンが、鎮座しております。マシンはある程度の大きさがあるので、その存在感を視界から完全に消すわけにもいきません。
さて、どうしたものか・・・・・・。
ふと思いついたのですが、電源を完全に落して、ただの箱にしてしまうのは、なんだかもったいない。冒頭の話ではありませんが、ひょっとしたらこの先、仮想通貨の値段が再び上昇することも、可能性としてゼロではない。だとしたら、掘りやすい今のうちに掘っておくのも悪くはありません。
ただ、ここで多くの人が考えるのは、いくら掘れたとしても、値段が下がっている今は採算割れになるということです。マシンを24時間稼働させておくのに必要な電気代よりも、掘れる仮想通貨の価値が安ければ、採算割れです。それが嫌だから、多くのマイナーは撤退したわけですが、発想を変えて、マシンを他のことに流用してみてはどうでしょうか。そうすれば、マイニング自体は儲からなかったとしても、他の使い道を併用することによって、コストを軽減できるはずです。

どうせ24時間、マイニングのために稼働させておくならば、FXの自動売買(EA)も同時に動かしてみてはどうでしょう。EAで効率よく儲けるためには、24時間稼働するコンピューターが必要です。言うまでもありませんが、為替は24時間動いているからです。VPSというサービスを用いてEAを24時間行うことも出来ますが、VPSを使うとコストが割高になります。それならば、せっかくのマイニングマシンを流用しない手はないでしょう。

次に自分の専用サーバにするという手もあります。どのみち、マイニングのために24時間動かしているのですから、これをサーバにして、そのなかにさまざまなファイルを入れておけば、外出先でも、どこからでも、そのサーバに入れた情報にアクセスできます。
あるいは動画専用PCとして用いる手もあります。プレステ4はゲームだけでなく、BSやCS、デジタル地上波を見るためのチューナーとして使えるので、これをマイニングマシンとつなげば、PS4で録画した動画を、ネットワーク経由で、PC画面を通じて観ることができます。

そして最後に、ちょっとオタクっぽいのですが、VR用のPCとして使うことも出来ます。通常、PCでVRを接続するときは、ディスプレイポートを使うのですが、デュアルディスプレイ環境を構築していると、ディスプレイポートの出力端子が足りなくなり、VRで遊ぶ時、いちいちケーブルを外して付け替えるという手間が生じます。そこで、マイニングマシンをVR専用のPCにすることで、ケーブルの付け替えをすることなく、快適に遊べるようになるのです。

もちろん、他の機能を併用すると、マイニングのポテンシャルは下がってしまいますが、現状、マイニングをしてもコスト割れが続くのであれば、マイニングマシンに他の機能を持たせることによって、一機能あたりのコストを下げるのも一計だと思います。

関連記事

ページトップへ戻る