仮想通貨の取引額は急減
仮想通貨市場は下落トレンドになっています。過去24時間の値動きを見るとビットコインは1.4%の下落、リップルは2.1%の下落、イーサリアムは3.5%の下落となり、イーサリアムの下落が目立ちます。
ブロックチェーンの調査を行うDiar社のレポートによると、各大手取引所の1月の仮想通貨の取引ボリュームが低下していることが分かりました。
特にBinanceのビットコインとドルの取引は12月と比べて40%以上取引量が落ちています。
Coinnbaseのビットコインとドルの取引は2017年5月以来の水準となりました。Geminiも12月から取引量が急減少、OKExも12月は取引量が2018年で一番大きかったのですが、そこからは急減少しています。
1月のビットコインは下落後に狭いレンジの動きになっており、そのことが取引量の減少につながっているのではないかと思われます。
チャートはBTC/JPYの時間足です。2月4日に37万円付近まで下落後は6日に378,000円付近まで上昇しました。
しかしレジスタンスになっている2月3日の戻り高値の38万円が再びレジスタンスとなり、368,000円付近まで下落しました。
ボリンジャー・バンドの中心線が位置していた375,000円付近を下抜けして下落が加速しました。
現状のボリンジャー・バンドの中心線は374,000円付近、2シグマのラインは369,000円と379,000円に位置しており、バンドは広がってきました。
依然として36~38万円のレンジが続いており、昨日も書きましたが、35.5~36万円の前回の安値を切れると大きく下落するリスクはあると思われます。
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Edited by:照葉 栗太
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