仮想通貨 規制や技術的問題の壁に上値重い(18/7/12)

昨日の仮想通貨取引は小幅に下落しての推移です。

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仮想通貨 規制や技術的問題の壁に上値重い(18/7/12)

仮想通貨 規制や技術的問題の壁に上値重い

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:6373.0.0ドル(-0.37%)
イーサリアム:439.42ドル(-0.35%)
リップル:0.44888ドル(-0.23%)
ビットコインキャッシュ:698.20ドル(-0.28%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は小幅に下落しての推移です。前日の大幅下落の流れを引き継いでおり、先行きに対する警戒感が強まる状況です。ニュージーランドの仮想通貨取引所のCryptopiaがユーザーから引き出しに関する問題が報告され、メンテナンスを行ったといったニュースや、人気の高いMyEtherWalletがセキュリティー侵害のためにユーザーに資金移動をするよう警告した、といった報道などが上値を抑える展開です。

さらに中国人民銀行の潘功勝副総裁が中国人を対象とした仮想通貨取引とICOの規制を維持する必要性を再度表明したことなども嫌気されています。中国に関しては去年の9月に国内の仮想通貨取引所の閉鎖とICOの全面的な禁止を発表したことで、ビットコイン取引が激減しています。しかしその一方で、ただ国外へ移転しただけで中国市場とアクセス可能な状況が残っているともいわれています。こうした動きに対してより厳格に対処していくものとみられています。

ETFの上場などが期待される一方で、政府からの規制や技術的な問題などが嫌気される状況はしばらく続きそうで、しばらくは大きな方向感は見出しにくいところです。まずはG20でどういった方向性が示されるのかでトレンドが作り出されるのではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインは、ボリンジャーバンドの日足の中心線である6400ドル前後を意識しての動きが継続しています。昨日の下落が小幅なものにとどまったこともあり、はっきりと中心線を下抜けたとも言い難い状況です。バンドの中止線も下落して6350ドル前後に下がってきています。ここで支えられるか、抜けてくるかが重要でしょう。ここをはっきりと下抜けた場合、先行きに対する警戒感が強まります。再度バンドの-2σまで下落する動きが意識され、5870ドル前後の水準が意識されるでしょう。逆に、バンドの中心線で支えられる動きとなった場合は、バンドの+2σである6850ドル前後の水準を目指すものと思われます。現状では持ち直す可能性も十分にあるとみています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線を意識しての動きです。ここで支えられるのか、下抜けるのかで流れが大きく変わってきます。バンドの-2σは横ばいで、+2σが下落しての動きです。ボリンジャーバンドのバンド幅が縮小傾向となっており、徐々に市場にエネルギーが蓄積されていくものと思われます。ただ、目先は様子見ムードが意識されやすく、レンジ圏での動きが展開されるのではないでしょうか。

また、ストキャスティクスを見ると、デットクロスから下落の勢いが強まっています。売り圧力が強まりやすい状況であり、ここから下落の流れが継続した場合はバンドの-2σまで下落する可能性が高まります。ストキャスティクスにおいては下値余地を十分に残しており、このまま売り圧力が意識され、バンドの-2σまで下落、といった動きになる可能性が高いのではないかとみています。

一方でビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-1σで抑えられている状況です。上値の重さが意識される中、下値を拡大する可能性が高いでしょう。-2σは年初来安値を更新する水準ですが、現状ではその可能性が高まっています。ストキャスティクスでもゴールデンクロスがみられていましたが、現状は下値圏での動きであり(チャート矢印)、買い意欲が高まっていない点が懸念される状況です。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

7890ドル:ボリンジャーバンド週足の中心線
7050ドル:5/29の安値水準
7000ドル:心理的な節目
6850ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

6400ドル:現在値

6360ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
6000ドル:2/6の安値水準・心理的な節目
5870ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
5760ドル:6/24の年初来安値水準
5430ドル:去年の11月12日の安値水準
5260ドル:ボリンジャーバンド週足の-2σ水準
5000ドル:心理的な節目水準

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