仮想通貨と税制
仮想通貨市場は全体的に小幅に下落した動きです。過去24時間の値動きはビットコインは0.15%下落、リップルは0.05%下落、イーサリアムは0.12%の下落など他の通貨も下落しているものも目立ちます。
昨日は参議院の予算委員会で藤巻健史・参議院議員が安倍首相に対して質問を行いました。藤巻健史氏はかつてのJPモルガン銀行で東京支店長を務めるなど金融市場では有名人で伝説のトレーダーとも呼ばれていた人物で、仮想通貨税制を変える会を立ちあげて活動しています。
この会の主張は仮想通貨を広く社会に浸透させ、ブロックチェーン技術の発展を促すためにも、仮想通貨税制をあるべき形に変えていく。税制が仮想通貨やブロックチェーンの未来を潰してはいけないというものです。
(仮想通貨税制を変える会のHPより)
藤巻議員は日本経済の建て直しにはブロックチェーンと仮想通貨が必要と主張。さまざまな分野で海外との差が開く中、競争力のあるこの分野の発展を税制等で足を引っ張るのはいかがなものかと述べました。
またブロックチェーンに関しては前向きな人が多いですが、仮想通貨に関してはそれほど関心を示さない人も多い、ブロックチェーンと仮想通貨は表裏一体のものだから双方の発展が必要なのではないかと質問しました。
チャートはBTC/JPYの時間足です。
一昨日375,000円を下抜けして下落が加速しましたが、一時367,000円まで下落して1月29日の安値366,000円に迫りました。
しかし367,000円がサポートされて371,000円付近まで反発しました。
しかしボリンジャー・バンドの中心線の位置する37万円を下抜けして再び367,000円付近に下落しています。
37万円付近がレジスタンスになってきており367,000円付近を下抜けした場合は6万円付近への下落とみています。
MACDはやや底打ちを示しましたが、勢いは無くやはり下落トレンドは継続と見ています。
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