ビットコインの総供給量(19/2/13)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移です。

関連通貨:

ビットコインの総供給量(19/2/13)

ビットコインの総供給量

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:3717.1ドル(+0.61%)
イーサリアム:123.95ドル(+1.44%)
リップル:0.30765ドル(+1.01%)
ビットコインキャッシュ:122.48ドル(-1.14%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移です。その他の通貨も全体的には底堅い動きを見せています。ただ、小幅な値動きであり方向感は見えにくい状況です。ビットコインETF承認は時間の問題といった思惑から上昇した相場ですが、調整の動きなどが意識されて早くも伸び悩んでいます。昨日指摘しましたが、実際に承認が決定といったことになれば買い圧力が強まるものと思われますが、現状はそういった動きにはないわけです。最終的に行ってこいとなる可能性も十分に考えられるのではないかとみています。

さて、少し前の話になりますが、ビットコインの開発者が『ビットコインの総供給量を増やしたらどうか』といった提案をしたことが話題となっています。これに関しては多少技術的な話もあるため難しいところもあるのですが、なるべく簡単に説明してみたいと思います。

よく知られていることですが、ビットコインは総供給量の上限が2100万枚と決まっています。ビットコインが価値を持つためにこの希少性が必要といった議論はこれまでもなされています。これはゴールドと類似しています。希少だからこそ価値がある、というわけです。そしてビットコインはゴールドと同様にマイニングによって日々生み出されています。そして、去年の4月の段階ですでに80%のビットコインが採掘されています。

半減期などもあるため、すぐに2100万枚のビットコインを採掘することは出来ず、2140年くらいまでは採掘をすることが可能と言われています。ゴールドなども最初は採掘しやすいところから採掘され、だんだんと地中深くまで掘らないと出てこなくなったり、良質な金山がなくなってくることで採掘のスピードが落ちるわけですが、それと同じイメージで問題ないかと思います。

こうした状況下でビットコインの総供給量を増やす提案がなされたわけで、注目を集めています。これをゴールドで考えると、良質な金山がそこかしこで発見され、ゴールドの供給が急激に増加したといった状況をイメージしてください。商品の価格は需給で成り立つものであり、供給過多となればゴールドの価格は下落するでしょう。ビットコインも同様に希少性が低下することで価格が下がるのではないか、と懸念されています。

それでは、なぜこのような提案がなされたのでしょうか。ゴールドは採掘できなくなったらそこで終了します。しかし、ビットコインは採掘されなくなっても取引を成立させるための作業は必要です。この作業を行うマイナーへの支払いは誰が行うのかというと、これまでは新たに発行されたビットコインを支払っていたわけですが、総供給量の上限に達した後は送金手数料で賄うことが想定されています。しかし、送金手数料が安いと電気代などがペイ出来なくなり、マイニングが成り立たなくなる恐れが出てきます。これに対する対策の一つとしてビットコインの総供給量を増やしたらどうか、といった提案がなされたわけです。

非常にざっくりとした説明で申し訳ありませんが、今回の提案が仮に通った場合はビットコインに対する売り圧力が強まる可能性は否定できません。今回の提案に関してはまだどういった結論が出るのか定かではありません。今後の展開を見極める必要がありますが、こういった動きがあることを頭には入れておいたほうが良いでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインはバンドの+2σまで上昇したものの、そこで抑えられてじり安基調です。このままバンドの中心線を目指して下落するのか、再度+2σまで持ち直すのかに注目が集まります。そして、+2σと中心線のどちらをブレイクするかで流れが変わってきそうですので、その点は注意が必要です。現状+2σは3780ドル前後、中心線は3580ドル前後を位置しています。レンジ圏での推移が継続していただけに、バンドの±2σと中心線を意識しておくとよいでしょう。ちなみに-2σは3380ドル前後を位置しています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識しての動きから目先じり安基調です。上値の重さが意識されており、このまま中心線まで下落するかどうかに注目です。バンドの-2σが横ばいであり、レンジが意識されやすい局面ですので、可能性としては下落する可能性が高いのではないかとみています。

また、ストキャスティクスを見ると、%Kは下落基調から持ち直しています。一方、%Dは下落基調が維持されているものの、勢いは落ちています。%Dの方向感を見定める必要がありそうですが、まだ上値の重さが意識される展開ということができるのではないでしょうか。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直してバンドの+2σを目指して上昇しています。ただ、バンドの±2σは横ばいであり、レンジ圏での動きが意識されやすい状況です。バンドの+2σでは抑えられるのではないでしょうか。比較的狭いレンジであり、市場にはエネルギーが蓄積されているものと思われます。バンドブレイクからバンドウォークといった動きには警戒しておきましょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dともに上昇しています。目先は買い優勢の流れであり、%Kが天井打ちから下落となってこない限りは買いの流れが継続しそうです。となると、バンドの+2σまで上昇し、そこで調整の動きが展開されるといった推移となるのではないかとみています。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

5000ドル:心理的な節目
4380ドル:直近の高値水準
3780ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

3720ドル:現在値

3580ドル:心理的な節目・ボリンジャーバンド日足の中心線
3380ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3220ドル:直近の安値水準
3000ドル:心理的な節目

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