スターバックスでビットコインが使える日(19/3/6)

週末の仮想通貨取引は、ビットコインが大きく上昇しての推移です。

関連通貨:

スターバックスでビットコインが使える日(19/3/6)

スターバックスでビットコインが使える日

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:3934.6ドル(+3.75%)
イーサリアム:135.99ドル(+6.81%)
リップル:0.31461ドル(+3.59%)
ビットコインキャッシュ:131.44ドル(+6.22%)

【概況】

週末の仮想通貨取引は、ビットコインが大きく上昇しての推移です。その他の通貨も大きく上昇しており、買い戻しの動きが急速に強まる展開です。イーサリアムのアップデートである『コンスタンティノープル』が特に問題なく成功した、といった報道やスターバックスで仮想通貨による支払いシステムの導入を検討といった報道が好感されているようです。テクニカル的なポイントで売り圧力が強まった相場がすぐに押し戻しており、ここからさらに上値を拡大するのか、それとも売りが再開されるのかに注目が集まりそうです。

さて、ICE(インターコンチネンタル取引所)がBakktという決済市場の創設を発表し、マイクロソフトやスターバックスなどと提携といった話を去年の8月6日にしましたが、上記の報道はその続報といったところです。『スターバックス社が、仮想通貨決済を最短18ヶ月で導入する』と報じられており、スターバックスでビットコインが使えるようになれば、仮想通貨による決済が一気に普及するのではないかといった意見も散見されています。

もちろん、こういった動きが仮想通貨の普及の一助となることは事実でしょう。仮想通貨が実際に通貨として用いられるようになれば、需要増も期待できます。それに伴う価格上昇といった場面もあるかも知れません。

しかし、実際問題としてスターバックスでビットコインを使って決済をしようという人がどれほどいるのか、という点では疑問が残ります。当然スターバックスで法定通貨が使えなくなる、ということにはならないでしょう。現状の価格変動の大きさを考えると、使う側としてもリスクが大きいといわざるを得ません。となると、使い慣れた法定通貨を使っての決済となるのは当然の帰結ではないでしょうか。

個人的には仮想通貨による決済が一気に普及などといった期待はすべきではないと考えています。恐らくスターバックスにおいてビットコインで決済を行う人は興味本位でやるか、実際に現段階でビットコインを持っているから使ってみるといったごく限られた人になるのではないかとみています。となると、需要増も期待薄であり、この材料での価格上昇も限定的なものとなるでしょう。ただ、それでもこういった動きが徐々に広がっていくことで仮想通貨による決済が進んでいくものと思われます。その動きは微々たるものであっても、着実に進んでいくのではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインはボリンジャーバンド日足の中心線を挟んでの推移です。やや方向感の見えにくい展開ではありますが、中心線である3900ドルと+2σである4170ドル、そして-2σである3620ドルが節目として意識されるのではないでしょうか。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコイン日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を下抜けし、売り圧力が強まるかと思われましたが、すぐに押し戻してバンドの中心線を今度は上抜けています。このままバンドの+2σまで押し戻すことができるかがポイントとなりそうです。状況としてはバンドの中心線を挟んでの狭いレンジでの動きが意識される可能性が高いのではないかとみています。方向感の見えにくい展開となるのではないでしょうか。

また、ストキャスティクスを見ると、%Kは底打ちから上昇しています。一方、%Dは下落基調を維持しています。%Kの上昇基調が維持されるのか、それとも再度下落となるのかで目先の流れが決まりそうです。%Dの下落基調が維持されていることから、やや上値の重さが意識される局面ではあります。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σからの調整の動きが展開され、一気にバンドの中心線を抜けてバンドの+2σを目指す展開です。ひげではタッチしていますが、+2σで抑えられており、先行きに対する警戒感も出ています。バンド幅は拡大基調となっていますが、動きそのものは鈍く、特にバンドの-2σの下落の勢いが落ちています。ここからバンドブレイクそしてバンドウォークとなる可能性は低いのではないかとみており、調整売りに上値を抑えられそうです。

一方、ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスから上昇し、高値圏に入っています。ただ、%Kは下落に転じており、このまま下落の流れが強まるかどうかに注目が集まります。一方、%Dはまだ上昇基調ですが、上値余地はほとんどないため、この水準を維持することができるかどうかがポイントとなりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

5000ドル:心理的な節目
4380ドル:直近の高値水準
4210ドル:年初来高値水準
4170ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

3930ドル:現在値

3900ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
3800ドル:心理的な節目
3620ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3220ドル:直近の安値水準
3000ドル:心理的な節目

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