米コロラド州、仮想通貨を正式に合法化(19/3/11)

週末の仮想通貨取引は、ビットコインが土曜日に上昇し、日曜日に調整が入るといった動きで、比較的底堅い動きが展開されています。

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米コロラド州、仮想通貨を正式に合法化(19/3/11)

米コロラド州、仮想通貨を正式に合法化

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:3996.4ドル(-0.02%)
イーサリアム:135.52ドル(-1.09%)
リップル:0.31301ドル(+0.06%)
ビットコインキャッシュ:131.10ドル(-1.21%)

【概況】

週末の仮想通貨取引は、ビットコインが土曜日に上昇し、日曜日に調整が入るといった動きで、比較的底堅い動きが展開されています。その他のコインも概ね似たような動きとなっています。そこまで大きな動きではないものの、しっかりとした動きが展開されており先行きに対する期待感も出ている局面ということができそうです。その他の市場では米国の雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大きく下回ったことなどを背景に、リスク志向の動きが巻き戻される局面です。現状の相関性ではこれが仮想通貨に影響を与えるといったことはほとんどないと思われますが、3月8日に『景気後退と仮想通貨』で指摘したことが起こる可能性がないわけではないので、頭の片隅にでも入れておいて損はないでしょう。

さて、米コロラド州で『デジタルトークン法』が正式に法律となり、仮想通貨を有価証券としてではなく独自の資産クラスとすることが決まりました。これにより法的条件を満たした仮想通貨は有価証券ではない、と定義することとなりました。

2月19日に『米ワイオミング州で仮想通貨を財産として認める法案が可決された』と書きましたが、それに続く動きです。こういった法律を制定する動きはどういったものとなるかはわかりませんが、これからも続いていくものと思われます。現状で米国の連邦政府の統一した仮想通貨に関する法律が制定されていない状況ですが、州政府としては仮想通貨に対する前向きな姿勢を示すことでブロックチェーンの関連企業の誘致などをもくろんでいる可能性はありそうです。

仮想通貨が有価証券か否かは議論の分かれるところであり、今後もこれらの議論をここでも追っていこうと思いますが、現段階において有価証券ではないという決定は仮想通貨にとっては好感される事実という認識で問題ないでしょう。つまり、価格にとっては上昇要因ということになります。有価証券か否かに関してはビットコインは有価証券ではないが、アルトコインの中には有価証券と判断されるものが出てくるのではないか、といった見方もあります。米SECの監視下に置かれ有価証券関連法によって規制されるかどうかは非常に大きな分かれ目であり、今後の展開を注意深く見守りたいところです。

【ビットコイン節目】

ビットコインはボリンジャーバンド日足の中心線で支えられて推移しています。バンドの±2σが横ばいとなってきているため、レンジ圏での動きが目先は意識されやすいでしょう。つまりバンドの+2σである4130ドルと-2σである3780ドル、そして中心線である3960ドルを節目として意識する流れということになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコイン日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きが展開されています。底堅い流れとなっていますが、大きな動きとはなっていません。バンドの±2σは横ばいへと変化してきており、そこで挟まれたレンジでの動きとなるのではないでしょうか。目先はバンドの中心線で支えられてのじり高基調であり、バンドの+2σまでは上値余地があるのではないでしょうか。

また、ストキャスティクスを見ると、%K、%Dが上昇しての推移です。%Kが上昇の勢いを強めており、高値圏に入っています。これがこの水準を維持することができるかがポイントとなりそうです。一方、%Dも上昇の勢いが強まってきていますが、まだ上値余地を残しており、底堅い動きが意識されやすい局面ではないでしょうか。

今日は週初ですので、週足チャートを見ていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を目指しての動きであり、上値の重さが意識されています。バンドの中心線までは上値余地がわずかに残っていますが(バンドの中心線は4180ドル前後の水準)、そこでは抑えられるのではないかといています。その後はバンドの-2σを目指して下落するのではないでしょうか。バンドの-2σは現在2430ドル前後を推移していますが、上昇基調となっていることから、直近の安値3220ドル前後の水準をまずは意識することになりそうです。

一方、ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇となっていましたが、ここにきて%Kがじり安に転じています。このまま下落基調を強めた場合は上値の重さが意識されやすくなるでしょう。%Dは上昇基調を維持していますが、これが下落に転じた場合は一気に売り圧力が強まるので、方向感には注意しておきたいところです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

5000ドル:心理的な節目
4380ドル:直近の高値水準
4210ドル:年初来高値水準
4130ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

4000ドル:現在値

3960ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
3800ドル:心理的な節目
3780ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3220ドル:直近の安値水準
3000ドル:心理的な節目

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