イーサリアムは証券ではない?(19/3/13)

ビットコインはボリンジャーバンド日足の中心線を意識しての動きが継続しています

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イーサリアムは証券ではない?(19/3/13)

イーサリアムは証券ではない?

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:3962.0ドル(+0.49%)
イーサリアム:133.90ドル(+0.79%)
リップル:0.31149ドル(+0.31%)
ビットコインキャッシュ:128.11ドル(+0.14%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。その他のコインも全体的に堅調地合いです。ただ、大きな動きとなったわけではなく、市場全体に様子見ムードが強まったことで方向感は見えにくい状況です。

さて、SECのジェイ・クレイトン委員長が『イーサリアムやその他イーサリアムに類似するクリプトは有価証券ではない』との見解を示したようです。先日(3月11日)に『米コロラド州、仮想通貨を正式に合法化』といった文章を書きましたが、こういった流れの中でSECの委員長がイーサリアムなどが有価証券ではないとの見方を示したことは市場にとっても好材料だったのではないかと思われます。

ビットコインに関してクレイトン委員長は去年の6月の段階で証券ではないと主張しています。『ビットコインはドル、円、ユーロなどの代替をしており、このタイプの通貨は証券ではない』と述べる一方で、多くのICOは証券の可能性が高いとの認識を示しています。このあたりは個別具体的に判断していくということになるでしょう。

今回の話はクレイトン委員長がSEC職員ヒンマン氏の意見に賛成したと言われています。このヒンマン氏は去年の6月に『イーサリアムは有価証券としての性質を持ち合わせていない』と発言したものの、9月にクレイトン委員長が『個人的見解であり、それ自体に法的な拘束力はなく、強制力や義務は発生しない』としていました。そのため、イーサリアムが有価証券ではないといった方向性が撤回される可能性も指摘されていました。しかし、今回の委員長の見解によりほぼ完全に認定されたとみてよさそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインはボリンジャーバンド日足の中心線を意識しての動きが継続しています。中心線を挟んで狭いレンジが形成されており、方向感は見えにくいところです。現状中心線は3950ドル前後にあり、ここがまずは節目となりそうです。その上でバンドの+2σである4120ドル、-2σである3780ドルが意識されるのではないでしょうか。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコイン日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きが維持されています。下落してきての動きであり、バンドの中心線を下抜けるのか、支えられて上昇するのかは意識しておいたほうがいいでしょう。ただ、バンド幅は緩やかに縮小傾向となっており、目先は方向感が見えにくいでしょう。

また、ストキャスティクスを見ると、%Kが天井打ちから下落していましたが、持ち直しています。動きが小さい局面では%Kがすぐに転換する傾向があるため方向感はつかみにくいところですが、%Dが上昇基調を維持しており、下値の堅さは意識されるところです。%Dが下落に転じた場合は売り圧力が強まりやすいので、その点は注意しておいたほうが良いでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直し、バンドの中心線まで上昇しています。ただ、中心線で抑えられており、上値の重さが意識されています。バンド幅は緩やかに縮小しており、方向感は見えにくくなっています。バンドの中心線を抜けるのか抑えられるのかで先行きの流れは変わりそうですが、目先の上値の重さを見る限り再度バンドの-2σまで下落するのではないかとみています。

一方、ストキャスティクスで見ると%Kは上昇基調を維持しています。一方%Dは伸びを欠いています。%Dが下落基調を維持した場合は売り圧力が強まりやすくなるので、その点は注意が必要でしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

5000ドル:心理的な節目
4380ドル:直近の高値水準
4210ドル:年初来高値水準
4120ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

3960ドル:現在値

3950ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
3800ドル:心理的な節目
3780ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3220ドル:直近の安値水準
3000ドル:心理的な節目

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