【ビットコイン原論文34】10.Privacy:プライバシー

ビットコインのブロックチェーンにおいては、パブリック・キーを匿名にすることで、プライバシー保護を確保することができています。

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【ビットコイン原論文34】10.Privacy:プライバシー

10.Privacy:プライバシー

10.Privacy:プライバシー

歴史ある『銀行』の定型化されたシステム・モデルは、取引に係る『関連当事者』と信頼できる第三者機関に情報へのアクセスを限定することで、一定水準のプライバシー保護がなされています。当該原論文における、ビットコインのブロックチェーンでは、全ての取引処理(トランザクション)を公開する必要性があるシステム・モデルとなっているため、歴史ある『銀行』のシステム・モデルとは異なります。ビットコインのブロックチェーンにおいては、パブリック・キーを匿名にすることで、取引処理情報のフローを他の個所から遮断し、プライバシー保護を確保することができています。
誰かが誰かへ、どれだけの量のビットコインを送金(価値の移転)したかという取引の情報は公開されていますが、その取引処理の「誰が」や「誰へ」というデータに対する個人情報は、ブロックチェーン内には存在していないため、誰にも紐づくことはありません。これは、公設証券取引所にて公表される情報の水準と類似しています。各取引毎の「取引時間」「取引株数」等が記録された『ティッカーテープ』は公開されますが、取引した投資家の名前などの個人情報までは公表されません。

さらなる防衛策(ファイアウォール)として、同一の利用者が紐づけられるのを防ぐ方法として、取引処理が行われる際に、毎回新しい『一対の鍵』を使うべきです。
しかし、複数の「インプット(入庫/入金)」が同時に取引処理される場合、それらが全て同一の所有者である事が必然的に明らかになってしまい、それらが紐づけられることは避けられません。また、何らかの方法により、キーの所有者が個人情報と紐づいて明らかになった場合、その所有者の行った他の全ての取引が明らかになってしまうリスクもあります。

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