【ビットコイン原論文34】11.Calculations:計算…1

我々は、悪意のある攻撃者が、正当なデータを生成しているチェーンよりも速いスピードで、不正なデータが含まれたチェーンを生成

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【ビットコイン原論文34】11.Calculations:計算…1

11.Calculations:計算…1

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我々は、悪意のある攻撃者が、正当なデータを生成しているチェーンよりも速いスピードで、不正なデータが含まれたチェーンを生成しようとしているシナリオを考察してみます。
まず、仮に攻撃者によって「不正なデータを含んだチェーンの生成」が成功したとしても、このブロックチェーンのシステムを勝手に不正操作できるわけではありません。
不正操作とは、存在しないビットコインをゼロから生み出したり、攻撃者が所有者ではない他人のビットコインを盗んで自分のものにするといった行為です。

攻撃者が唯一できる不正は、攻撃者自身の取引処理記録を書き換えることで、攻撃者が直近で支払ったビットコインを取り戻そうとする行為のみ可能です。
正当なチェーンと攻撃者のチェーンとの間での競争は、「二項式ランダムウォーク」で特徴づけて説明することができます。

正当なチェーンの生成が成功した場合、正当なチェーンが増えて延びることで、不正なチェーンとの差が「+1」と広がります。
反対に、攻撃者の不正なチェーンの生成が成功してしまった場合、正当なチェーンとの差が「-1」と縮まります。

これによる、攻撃者の不正なチェーンが、正当なチェーンとの遅れを取り戻す確率は「ギャンブラー破産問題(Gambler's Ruin Problem)」に類似しています。

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