仮想通貨 分かれる見方(19/4/9)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが続伸して上値を拡大しています。

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仮想通貨 分かれる見方(19/4/9)

仮想通貨 分かれる見方

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:5293.5ドル(+1.72%)
イーサリアム:179.81ドル(+3.64%)
リップル:0.35434ドル(-1.30%)
ビットコインキャッシュ:306.70ドル(-4.02%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが続伸して上値を拡大しています。一時年初来高値を更新する動きであり、買いの流れが継続しています。一方、その他のコインはまちまちであり、イーサリアムなどは3%超の上昇となる一方でビットコインキャッシュは4%超の下落となっています。全体的にはやや方向感の見えにくい状況ではありますが、基本的な流れは底堅い動きということになるのではないでしょうか。

さて、ここ最近の仮想通貨はビットコインの急騰などもあり、全体的に堅調地合いとなっていますが、そろそろ買われ過ぎであり、調整の動きが意識されやすくなってきているといった見方も出てきています。ブルームバーグのアナリストであるマクグローン氏はGTIグローバル・ストレングス・インディケーターの動向から、しばらくは低迷するのではないかとみているようです。

同氏はビットコインは2018年の安値から2000ドル前後の上昇を見せているものの、2018年の急落の記憶はまだ生々しく、利食い売りなどから売り圧力は強まりやすいといった指摘をしています。さらに今回の上昇の要因がいまいちはっきりとしない点やファンダメンタルズが劇的に改善されているわけではない点も挙げることができるでしょう。

その一方で2017年末のビットコインの上昇をGTIグローバル・ストレングス・インデックスでみると、買われ過ぎから下落したものの、すぐに再上昇するといった場面も見受けられます。そして、その時の上昇こそが2万ドルを目指す上昇であったことも事実です。そう考えると現在の上昇は通過点に過ぎないと考える強気派のアナリストも少なからず存在しています。

短期間で急激な上昇を見せたこともあり、買われ過ぎ感が意識されやすい状況であることは事実でしょう。一時的な調整の動きが入ってもおかしくないようにも見えます。ただ、2017年末の急騰局面においても言えたことですが、漠然とした買われ過ぎ感から安易に戻り売りを仕掛けるのはリスクが高いでしょう。仮にここが天井だと判断しても、下げだしてから売るといった判断が無難かと思います。相場の格言で『頭と尻尾はくれてやれ』といったものもありますが、無理にすべてを取りに行く必要はないでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは5000ドルを突破した水準での推移が継続しており、上値を拡大しています。年初来高値の5330ドルを突破したことで、心理的な節目としての6000ドルが意識されそうです。一方、調整が入るとしたらバンドの中心線である44400ドル前後の水準が意識されますが、昨日も述べた通り中心線は上昇基調を強めているので、そこまで押し込む展開にはなりにくく、5000ドルや4800ドル前後が意識されるのではないでしょうか。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σを意識してのバンドウォークが継続されています。バンドの-2σも下落基調を維持しており、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークです。ここからさらに上値を拡大する可能性も十分にあるでしょう。逆に言えば、バンドの-2σが横ばいから上昇となった場合に調整の動きが意識されるものと思われます。バンドの-2σの方向感を見極めながらの展開となりそうですが、現状は下落しており、バンドウォークの継続を想定しつつ対応ということになるでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが上昇して高値圏での推移です。上値余地はほとんどありませんが、しっかりとした動きを継続しており、買い優勢の流れが継続しています。これがデットクロスから下落といった動きを強めてこない限りはしっかりとした動きが継続するでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線と+2σで挟まれたレンジを動いています。バンドの±2σは上昇基調であり、トレンドそのものは上向きです。バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいものの、調整を入れながら上値を拡大するといった展開となるのではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると一時下落していましたが、再度持ち直して上昇しています。しっかりとした動きが意識されやすい状況であり、依然として買い優勢の流れといったところではないかとみています。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

6000ドル:心理的な節目
5400ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
5330ドル:年初来高値

5290ドル:現在値

5000ドル:心理的な節目
4440ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
4280ドル:2/24の高値水準
3480ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3220ドル:2018年の安値

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