2024年までに仮想通貨での支払いが主流?(10/4/12)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが大幅に下落しての推移です。

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2024年までに仮想通貨での支払いが主流?(10/4/12)

2024年までに仮想通貨での支払いが主流?

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:5065.7ドル(-4.44%)
イーサリアム:163.95ドル(-7.15%)
リップル:0.32648ドル(-8.10%)
ビットコインキャッシュ:268.33ドル(-12.72%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが大幅に下落しての推移です。その他のコインも軒並み急落しています。ビットコインキャッシュのように10%を超える下落となったコインも多くなっています。ここまでの上昇に対する調整の動きが強まっており、下値を拡大しています。今回の上昇が特段目立った材料がなかったこともあり、市場には警戒する向きもありましたが、とりあえず利食い売りに上値を抑えられています。問題はここからの動きではないでしょうか。ここまでの上昇をすべて埋めてしまうのか、それとも下げ渋って再度上昇するのかで先行きに対する見方が大きく変わるでしょう。

さて、今回はIMFの話をしようと思います。IMFが実施している調査で『多くの人々が仮想通貨での支払いを好んでおり、ビットコインでの支払いを承認する小売店も世界中で増加傾向にある』と発表されました。さらに『2024年までに仮想通貨での支払いが主流となる』としています。

また、IMFのラガルド専務理事はCNBCのインタビューで『仮想通貨を含むデジタル通貨が既存の銀行システムを揺さぶっている』とし、『こういった変革は規制を伴わねばならない』と述べた上で『安定性を失うようなイノベーションは必要ない』との考えを示しました。ラガルド専務理事は以前にテクノロジーの進歩に対して変化すべきとするなど、仮想通貨に対しては条件付きながらも比較的前向きな発言をしており、今回の発言も仮想通貨に対して否定的な見方を示したのではないと考えられます。

ただ、IMFの調査の中で触れられているような、2024年までに仮想通貨での支払いが主流になるためにはかなり急激な変化が要求されるのではないかと思われます。急激な変化が安定性を損なう可能性は高く、そうなった場合にラガルド専務理事がどういった立場をとるでしょうか。そのあたりは注目でしょう。

個人的には2024年までに仮想通貨での支払いが主流になるというのは難しいとみています。一部の国や地域でという限定がつくのであれば十分に起こり得ると思いますが、米国や日本、ユーロ圏でそういったことはすぐには起こらないと考えています。既存のシステムは確かに問題もありますが、安定性という観点からは問題なく動いています。金融システムなどにおいて安定性は非常に重要なファクターの一つです。である以上、一朝一夕に変化が起こることはやはり考えにくいと考えています。それこそ、10年20年といった単位で少しずつ変化していくのではないかとみています。その間に規制などがしっかりと整備されていくのではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは5000ドルを突破した水準での推移が継続しています。ただ、昨日の急落により先行きに対する警戒感が意識されています。このままバンドの中心線である4610ドル前後の水準まで下落するのか、再度上昇してバンドの+2σである5650ドル前後の水準まで持ち直すのかに注目が集まります。とはいえ、まずは5000ドルが意識されることになりそうです。ここを維持できるか、割り込むかで流れが変わってきそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σからの調整が入っています。横ばいでの動きでしたが、ここにきて下げ幅を拡大しています。このままバンドの中心線まで下落する可能性が若干高まっています。ただ、バンドの±2σは上昇基調であり、トレンドそのものは上向きです。調整の動きが入っても底堅い動きが意識される可能性は高そうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがデットクロスから下落しています。%Kは高値圏から外れてきており、このまま下落基調を維持するかどうかに注目です。形の悪さが意識されるところですので、このまま下値を拡大してもおかしくはないでしょう。%Dも近いうちに高値から外れてきそうで、警戒感は強まりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、昨日バンドの+2σをブレイクしたもののそこから売り圧力が強まり往来相場となったと書きましたが、その後も売り圧力が強まり、一気にバンドの-2σまで下落する展開となっています。バンドの-2σをブレイクしてバンドウォークとなりましたが、目先は下げ渋っています。このまま調整の動きが入ってバンドの中心線を目指して上昇するかどうかに注目です。ただ、目先は上値の重い展開となりそうで、一時的に押し戻しても戻り売りに上値を抑えられそうです。

ストキャスティクスで見ると%Kと%Dは下落基調です。デットクロスから下落してそのまま下値圏に入っています。ここから持ち直すのか、下値圏での動きを維持するのかに注目です。まずは%Kの持ち直し基調がみられるかどうかがポイントとなっていきそうですが、現状は上値の重さが意識されている状況となっています。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

6000ドル:心理的な節目
5650ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
5330ドル:年初来高値

5070ドル:現在値

5000ドル:心理的な節目
4610ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
4280ドル:2/24の高値水準
3560ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
3220ドル:2018年の安値

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