仮想通貨週報 急騰後の調整局面を経て再上昇か(4月第3週)

ビットコインは4月初めの急騰後、11日に比較的大きめの下げを見ましたが、その後今週に至るまでは底がたい値動きを続け、下げ始めた水準を完全に回復しています。

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仮想通貨週報 急騰後の調整局面を経て再上昇か(4月第3週)

今週の仮想通貨レンジ

時価総額が大きい3つの仮想通貨の週間レンジを示しています。
始値は日曜東京午前9時、高値・安値は始値~金曜正午までのレンジのため、それ以降日曜午前9時までのレンジは含まれていません。なお、各レートとも特定業者のレートは示さず対ドルでの気配値となっていることにご留意ください。

今週の仮想通貨レンジ

Crypto Index(仮想通貨インデックス)の詳細は、サイト右側メニューの「仮想通貨分析情報」から「仮想通貨インデックス」をクリックしてご覧ください。
算出の基準日は2017年9月1日です。また「到達確率チャート」も併せてご利用いただけます。

今週の仮想通貨レンジ 2枚目の画像

チャート(上段から上記表の順番)は、到達確率チャートと同じ1時間足・週7日のチャートです。
上記レンジに含まれていない前週金曜午後~日曜午前9時も表示されています。

今週の振り返りと来週の見通し

今週もドル建てビットコイン(BTC/USD)について、前回執筆時点以降の値動きを振り返りつつ、今後の見通しについて純粋にテクニカルな観点から分析を加えます。

この日足チャートは、ローソク足の足型をそのままに陰陽の着色のみを平均足と同様とすることで、短期的な方向性(白=上昇、黒=下降)を見やすくした独自チャートとなっています。また、一目均衡表を併せて表示することで上下のチャートポイントもわかりやすく示しました。

*中長期の動きと今週の振り返り(日足)

*中長期の動きと今週の振り返り(日足)

ビットコインは4月初めの急騰後、11日に比較的大きめの下げを見ましたが、その後今週に至るまでは底がたい値動きを続け、下げ始めた水準を完全に回復しています。その間出てきたビットコイン関連のニュースはどちらかというと悪材料となりやすいものが多かったと思いますが、価格形成への影響は今のところ限定的な様子です。既に5000ドルの大台からは離れてきていることもあって、10日高値(5,420.9)を再度試しに行く機運が出てきているチャートと言えます。4時間足チャートで拡大して見てみましょう。

*短期的な見通し(4時間足)

*短期的な見通し(4時間足)

11日の下げで下抜けたサポートラインがレジスタンスとなりやすいことから、同ラインを延長し、それと平行に今週安値を起点とした上昇チャンネル(ピンク)を示してありますが、先週後半からの狭い上昇チャンネル(青)と合わせて考えると、ごく短期的にはピンクのサポートと青のレジスタンスによる上昇ウェッジの中での動きと見ることが出来そうです。
このウェッジを抜ける方向に動きが出やすいものの、今週に入ってからのじり高の動きを考え上方向に抜け先週高値を試す可能性のほうが高そうなチャートに見えます。今週末はイースター休暇、来週末は東京が10連休と仮想通貨市場でも参加者が減ることで、ニュース次第では振れやすくなる点には注意が必要です。
来週は上昇トレンド継続を考え、5100ドルをサポートに5450ドルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

今週の主なトピックス

今週の仮想通貨関連のニュースの中から、筆者が気になった内容をコメントともに「主なトピックス」として取り上げていきます。今週はこの1週間で気になったニュースを国内と海外から1本ずつ取り上げます。
取り上げた元記事を確認できるように、ピックアップするソースを日経新聞に絞っています。日経新聞の朝刊と電子版の別と日時を併記してありますので、ご自身の目でお読みいただくと良いと思います。

15日(月)電子版15:36
*国内ニュース
「マネーフォワード、仮想通貨事業の参入延期」

*筆者コメント
マザーズに上場しているマネーフォワードが市況悪化と利用者保護コスト上昇を受けて、仮想通貨事業の参入を延期するとのこと。最近は仮想通貨関連での明るいニュースが少なく、事業として見合うかどうか検討するのは当然だと思いますが、投資家の反応は同社の株式売りで反応したようです。
最近のビットコイン相場回復途上での発表ですから、新たな参入検討業者にとっても今後は撤退の延期を考える会社が出てくるのではないかと思います。

18日(木)朝刊
*国内ニュース
「メモリー市況一段と悪化」

*筆者コメント
先週の当コラムに中国が仮想通貨採掘禁止を検討という記事を紹介しましたが、そのニュースに一番頭を痛めているのは半導体業者という記事が出ています。マイニングに使う危機にはDRAMをはじめとする半導体が多く使われているため、需要減少につながるためとのことです。
それだけマイニング機器の需要が多かったということなのでしょうが、世界的な景気減速懸念も重なってフラッシュメモリの大口向け価格はここ1年で半値になったそうです。仮想通貨関連ニュースが思わぬところで実体経済へ影響を与えているのは興味深いですね。

今週のコラム「仮想通貨インデックスの100」

毎朝更新している仮想通貨インデックスのチャートは、2017年9月1日時点を100として計算しているインデックスです。そして意外とこの100という水準がレジスタンスとして効いているのではないかと思わせる値動きが最近ありました。

今週のコラム「仮想通貨インデックスの100」

上のチャートは過去2週間のインデックスですが、ビットコイン上昇の流れの中で、最初の100トライを失敗、2度目の100トライも失敗して(黄色のラインマーカー)、その後下げる動きへと繋がりました。

特段強い意味のある計算基準では無いものの、チャートとして見ていると100の大台に引いてある水平線がレジスタントになっているのではないかと思わせる動きでした。ここからまた上昇し100の3度目のトライがある時にどのような動きとなるか、個人的には興味を持って見ています。

ディスクレーマー

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