金融市場の動きと乖離するビットコイン(5/9)

過去24時間と比較するとビットコインは3.5%上昇、イーサリアムは0.7%上昇、リップルは0.3%の上昇となっています。

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金融市場の動きと乖離するビットコイン(5/9)

金融市場の動きと乖離するビットコイン

仮想通貨は全体的に見るとまちまちの動きながら上昇している通貨が多いようです。その中で引き続きビットコインの強さが目立っています。14時時点での価格を過去24時間と比較するとビットコインは3.5%上昇、イーサリアムは0.7%上昇、リップルは0.3%の上昇となっています。

ビットコインはバイナンスのハッキング問題など、下落局面であれば影響を受けそうな悪いニュースにも反応せず、上昇を続けています。一方でGW明けの金融市場は、トランプ政権が中国との貿易協議の難航から10日に中国製品2000億ドルの関税を10%から25%に引き上げると発表したことで、リスク回避の動きとなり株安、円高となっています。

金融市場では株価の上昇や下落に市場全体が影響され、投資余力が増減します。仮想通貨もこの影響を受けて価格が変動することがあります。しかし最近は、仮想通貨市場と他の金融市場では動きの乖離がみられ、影響が弱くなっているように思います。
昨年末は世界的に株価が底値を付け、1月3日に円が直近の最高値を示現しました。それから株高、円安のリスク選好の動きが最近まで継続していました。
昨年末からのビットコインの動きを見ると、11月中旬に節目の60万円を下抜けしたことで下落が加速、12月15日に354,000円の安値まで下落しました。この時は仮想通貨市場も他の金融市場同様にリスク回避の動きです。その後は1月29日に366,000円とダブルボトムを形成して反発。特に4月3日に50万円を上抜けしたことで仮想通貨市場は上昇が加速しました。この動きは金融市場の上昇と開始時期がズレており、この頃から金融市場との連動が崩れています。今週に入り金融市場ではリスク回避の動きとなっていますが、ビットコインは上昇を続けており、金融市場との動きは乖離しています。
下落する金融市場から一部資金が仮想通貨に流れているという可能性もありますが、仮想通貨市場は金融市場の資金の受け皿になる程、まだ大きくはありません。そのためリスク回避の動きとは考えづらく、今回の上昇は金融市場の動きとは別のビットコイン固有の動きと思われます。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

【BTC/JPYのテクニカル分析】

チャートはBTC/JPYの時間足と一目均衡表とMACDです。632,000円のサポートが維持された後は66万円のレジスタンスを上抜けして一時67万円まで上昇後に664,600円付近で推移しています。
短期的にはレジスタンスになっていた66万円、一目均衡表の転換線の658,000円、基準線の654,000円、一目雲の上限の643,900円、雲の下限の638,200円付近がサポートとして意識されます。
61~66万円のレンジを上抜けして、66~70万円のレンジにシフトした可能性があります。

【テクニカルポイント】
時間足ベース
670,000 直近高値
664,000 現在値
658,000 一目転換線
654,000 一目基準線
643,900 一目雲の上限
638,200 一目雲の下限
617,000 6日安値
614,900 4日安値

日足ベース
670,000 直近高値
664,000 現在値
643,700 5日移動平均線
629,400 一目転換線
613,500 一目基準線
611,700 20日移動平均線
545,700 一目雲の上限
537,200 60日移動平均線
507,500 一目雲の下限
366,000 直近安値

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