レバレッジの倍率の引き下げ(19/5/15)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが下落しての推移です。

関連通貨:

レバレッジの倍率の引き下げ(19/5/15)

レバレッジの倍率の引き下げ

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:7739.0ドル(-3.42%)
イーサリアム:206.02ドル(+1.60%)
リップル:0.39176ドル(+16.48%)
ビットコインキャッシュ:372.93ドル(-7.10%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが下落しての推移です。Bakktビットコイン先物の認可に関するニュースで急騰しましたが、昨日は調整の動きが意識されている状況です。8000ドルを超える水準では現状では利食い売りが入っているように見受けられますが、ここからの動きには注目でしょう。一方、その他のコインは出遅れていたリップルが急騰する一方、ビットコインキャッシュは大幅下落となっています。市場全体では強弱まちまちであり、調整の動きが意識されたということではないかとみています。

さて、仮想通貨取引所のビットフライヤーが証拠金取引の最大レバレッジの倍率を5月28日に15倍から4倍へと引き下げると発表しています。これは4月22日に予定され、延期されていた変更です。これにより5月28日から新規注文のレバレッジは最大4倍となります。既存の建玉も7月30日から4倍へと引き下げられる予定となっています。

レバレッジに関しては個人投資家の保護の観点から倍率が引き下げられる傾向にあることは事実です。仮想通貨取引などは落ち着いてきたとはいえ、ここ最近は価格の変動が大きく、思わぬ損失を被るといったケースが想定される取引であることは事実でしょう。

取引所としては高いレバレッジでいざ預けた以上の損失が出た場合に投資家が追証を払えないといった事態を回避、または損失を限定できるというメリットがある一方、取引高が減少する可能性が高いというデメリットも存在します。基本的にはデメリットのほうが大きいように思われますが、投資家保護が昨今は重視されることから仕方のない流れということなのではないでしょうか。

もちろん、レバレッジを引き下げるなどといった投資家保護対策はある程度必要かと思われます。しかし、投資家にとっても少ない資金をレバレッジをきかせて効率的に運用するといった機会が奪われてしまいます。そういった観点からもレバレッジに関しては様々な議論とよりよい方向へと進むことを期待したいところです。

個人的にはレバレッジに関しては少なくとも最大25倍程度であれば大丈夫ではないかと考えています。もし、25倍でリスクを感じるようであれば自分で調整すればいいだけの話です。レバレッジは最大25倍であって、25倍でやらなければならないというものではありません。投資家に選択肢を残す意味でも4倍は少し低すぎるのではないかと考えています。

もちろん、投資家は仮想通貨取引のリスクを十分に認識し、余裕を持った資金で取引を行ったり、ロスカットなどのポイントをしっかりと設定しておくといったことは必要でしょう。上述の通り、株式市場などと比べればまだまだ変動率は大きいのは事実です。それだけリスクが高いという点は十分に頭に入れておくべきでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σを意識しての動きが継続されています。ただ、昨日は長い上ひげを作っています。8000ドルを超えた水準では上値を抑えられており、まずはこの水準が意識されることになりそうです。一方、下値のめどはバンドの中心線である6140ドル前後の水準ですが、まずは心理的な節目である7000ドルを意識するのではないかとみています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σを意識しての動きです。バンドの+2σを大きくブレイクしたため、その乖離を埋める動きが展開されています。やや上値の重さが意識されているように見えますが、バンドの-2σは下落基調を維持しており、バンド幅の拡大基調は継続しています。バンドウォークも継続される可能性があるだけに、安易な戻り売りは危険でしょう。バンドの-2σの方向感を見極めつつの対応となりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dが高値圏での推移を継続しています。ただ、%K、%Dともに下落基調となっており、デットクロスからの下落が意識されています。このまま下落基調を強めるかどうかがポイントとなりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入り、バンドの中心線を目指す動きです。目先は下落していますが、バンドの±2σが上昇する形であり、トレンドそのものは上向きです。売りの流れが一巡すれば再度高値を目指す可能性は高そうです。

ストキャスティクスで見るとデットクロスから下落し、高値圏から外れています。このまま下落基調を維持するかどうかがポイントとなりそうですが、状況としてはまだしばらくは売り優勢の流れが維持されるのではないかとみています。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

8500ドル:2018年7月の水準
8000ドル:心理的な節目

7740ドル:現在値

7590ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
7000ドル:心理的な節目
6140ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
5000ドル:心理的な節目
4690ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
4280ドル:2/24の高値水準

関連記事

ページトップへ戻る