仮想通貨週報 いったん高値圏での調整を挟みやすい(5月第3週)

2週間ほど前には5600ドル台だったビットコインは、今週も上昇を続け14日には8300ドル台の高値をつけました。

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仮想通貨週報 いったん高値圏での調整を挟みやすい(5月第3週)

今週の仮想通貨レンジ

時価総額が大きい3つの仮想通貨の週間レンジを示しています。
始値は日曜東京午前9時、高値・安値は始値~金曜正午までのレンジのため、それ以降日曜午前9時までのレンジは含まれていません。なお、各レートとも特定業者のレートは示さず対ドルでの気配値となっていることにご留意ください。

今週の仮想通貨レンジ

Crypto Index(仮想通貨インデックス)の詳細は、サイト右側メニューの「仮想通貨分析情報」から「仮想通貨インデックス」をクリックしてご覧ください。
算出の基準日は2017年9月1日です。また「到達確率チャート」も併せてご利用いただけます。

今週の仮想通貨レンジ 2枚目の画像

チャート(上段から上記表の順番)は、到達確率チャートと同じ1時間足・週7日のチャートです。
上記レンジに含まれていない前週金曜午後~日曜午前9時も表示されています。

今週の振り返りと来週の見通し

今週もドル建てビットコイン(BTC/USD)について、前回執筆時点以降の値動きを振り返りつつ、今後の見通しについて純粋にテクニカルな観点から分析を加えます。使用チャートは、ドル円とユーロの週報で使っているものと同じものです。

今週の振り返りと来週の見通し

ここ1週間ほどの動きがかなり大きくなっていますので、今週は週足チャートから見ていきます。
2週間ほど前には5600ドル台だったビットコインは、今週も上昇を続け14日には8300ドル台の高値をつけました。週足チャートの陽線の長さを見てもわかりますが、2週連続での大陽線となっていることがわかり、地合い自体は強いものがあります。
ただ、上昇速度が速すぎるともいえ、ピンクの水平線で示した昨年7月高値とほぼ同水準にまで戻してきたことを考えると、さすがに来週は高値圏での調整を挟みやすい段階にあると考えられます。2017年12月の最高値と2018年12月安値の23.6%戻し7110ドルをあっさり抜けてきたことと考えると同水準(大きくは7000ドルの大台)までの調整は考えておいてよいでしょう。日足チャートで拡大して見てみましょう。

 *短期的な見通し(日足)

 *短期的な見通し(日足)

ここでは、今週の高値が目先の高値となった想定での押しを考えます。昨年12月安値を起点とした押しが青のターゲット、今回の急騰相場の起点を4月1日と考え同日安値を起点とした押しがピンクのターゲットです、すると、青のターゲットの23.6%押しが7118ドルと週足チャートで見た水準とほぼ一致しています。他のターゲットは参考程度で、ここは7000ドルの大台をサポートと考えたいところです。
来週は7000ドルの大台をサポートに8300ドルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

今週の主なトピックス

今週の仮想通貨関連のニュースの中から、筆者が気になった内容をコメントともに「主なトピックス」として取り上げていきます。今週はこの1週間(前回執筆時以降)で気になったニュースを国内と海外から1本ずつ取り上げます。
取り上げた元記事を確認できるように、ピックアップするソースを日経新聞に絞っています。日経新聞の朝刊と電子版の別と日時を併記してありますので、ご自身の目でお読みいただくと良いと思います。

5月14日(火)電子版07:59
*海外ニュース
 「ビットコインが急伸、時価総額のシェア60%に」

*筆者コメント
 ビットコインはこの一週間で7000ドル、8000ドルと大台を2度も書き換え、上昇スピードを緩めるどころか更に急角度の上昇を見せました。他のアルトコインに比べてビットコインに買いが集中した結果、ビットコインが仮想通貨全体のシェア60%を超えました。
 仮想通貨全体に対するビットコインの時価総額シェアをビットコインドミナンスと言いますが、このドミナンスが60%を超えたのは2017年12月以来です。当時はビットコイン先物上場のニュースもありビットコインバブルの状態でしたが、もう少しブームが続くのか、あるいは下げる前の買われすぎ状態なのか、気になる状態ではあります。

5月15日(水)夕刊
*海外ニュース
「仮想通貨感心根強くNYで世界最大級イベント」

*筆者コメント
仮想通貨のイベント「コンセンサス」が13~15日にNYで開催されました。世界80か国から4500人以上の参加者が集まったとのこと。昨年12月安値と比べ、わずか5か月の間に5000ドル以上、2.6倍にも価格が上昇したことで注目が高まったと言えそうです。この手の金融関連イベントは派手なものが多いのですが、コンセンサスも写真を見るとそんな感じが伝わってきます。
同イベントには業者、投資家だけでなく開発者や当局も集まり様々な議論が行われたようですが、当局者から大阪G20サミットに繋がるような話が今後色々と出てくるかもしれませんね。

今週のコラム「天王星ラインとビットコイン週足」

以前、金融占星術の観点から天王星のサポートラインがビットコインを強く下支えする可能性について指摘しました。その後大きく上がってきていますので、現状の天王星ラインがどうなっているか、久しぶりに見てみましょう。

今週のコラム「天王星ラインとビットコイン週足」

太い線が以前見た強いサポートラインとなる天王星ラインです。その後、通常の天王星ラインを先々週の終値で上抜け、今週高値は更にその上のラインと一致しています。また今週の高値に位置するラインは昨年7月高値を止めたラインでもあり、テクニカルな分析と一致してます。

この天王星ラインは思い付きでもなんでもなく、古くはギャンが利用していた手法でもあります。あくまでも補助的なツールですが、株価や円相場では土星が、ビットコインでは天王星が効いているというのは、占星術的な意味合いとも一致している点は興味深いとしか言えません。

ディスクレーマー

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