ビットコイン送金手数料が上昇(19/5/20)

週末の仮想通貨取引は、ビットコインが軟調地合いとなっていましたが、日曜日に急激に持ち直す動きを見せています。

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ビットコイン送金手数料が上昇(19/5/20)

ビットコイン送金手数料が上昇

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:8020.0ドル(+9.94%)
イーサリアム:256.75ドル(+7.99%)
リップル:0.40772ドル(+8.46%)
ビットコインキャッシュ:422.40ドル(+14.09%)

【概況】

週末の仮想通貨取引は、ビットコインが軟調地合いとなっていましたが、日曜日に急激に持ち直す動きを見せています。一時的な調整ののちに再度持ち直す動きであり、ビットコインは8000ドルを回復しています。一時7070ドル前後の水準まで下落していただけに、直近の動きはかなり荒いものとなっています。ただ、特段大きな材料は見受けられず、ここまでの上昇に対する調整売りとその後の買い戻しといった動きになっているのではないでしょうか。その他のコインも日曜日に大きく買い戻されています。

さて、今回はビットコインの送金手数料の上昇について少しお話ししたいと思います。ビットコインの送金手数料に関してはここの読者の方であればご理解いただいているかもしれませんが、お付き合いいただければと思います。

ビットコインの送金手数料の話の前に、前提としてビットコインのマイニングを行うと、報酬を獲得することができます。現在であれば12.5ビットコインが報酬となっています。しかし、これは2020年ころに迎えるといわれている半減期で報酬が半分の6.25ビットコインとなります。半減期によって価格がどうなるのかは今回の話とは関係がないので割愛しますが、ビットコインのマイナーは徐々に獲得できるビットコインが減っていくことになります。

しかし、マイナーの報酬はマイニングを行うことだけで獲得するものではありません。それが送金手数料です。この送金手数料は送金する人が設定するものであり、0円であっても問題はありません。それではなぜ送金手数料を設定するのというと、それは送金手数料はマイナーの報酬となるため、送金手数料を高く支払った人の取引が優先的に処理されるからです。全体の取引量が少なければ送金手数料が少なくてもある程度の速度で処理されるでしょう。しかし全体の取引量が増えてきた場合、取引手数料を0円などと設定してしまったら、いつまでたっても取引が承認されないといったことが起こり得るのです。

ここ最近、送金手数料の平均が上昇傾向にあります。送金手数料の平均が上昇している場面は実際の取引が増加している傾向があります。つまり実需の増加を背景に、価格も下支えされやすいということができます。もちろん、ただ単にビットコインの価格が上昇したことで日本円に換算した場合の手数料が上昇しただけということも考えられるので、その点は注意が必要です。
さらに取引所が顧客から送金手数料を固定で徴収している場合もあります。取引所は顧客からの送金に関して遅延が発生した場合、取引所に対する不信感を抱かせる可能性は十分にあり得るでしょう。そういったことを防ぐため、取引所は送金手数料を若干高く設定することがあります。これが送金手数料の上昇を招く要因にもなっています。

送金手数料の上昇はビットコインを送金する人からすればデメリットです。これがあまりに高くなるとビットコインでの送金を控える動きも出てくるでしょう。現状ビットコインの送金手数料は年初来の高値を突破して上昇し、2018年の2月頭の水準に到達しています。今後の展開を考えるうえでも送金手数料の動向を注目するのも面白いかもしれません。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σから調整の動きが入り、7000ドル付近まで急落しました。しかし、そこから持ち直して現在は8000ドルを超える水準で推移しています。かなり荒い動きが展開されていますが、8000ドルはやはり意識しておきたい水準ではないかとみています。バンドの+2σである8450ドル前後とバンドの中心線である6730ドル前後の水準も節目となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σから調整の動きが入り下値を拡大しましたが、バンドの中心線までは届かずに持ち直しています。バンドの±2σが上昇する形となっており、トレンドそのものは上向きです。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくく、調整を入れながらの動きとなりそうです。目先はバンドの+2σを目指す動きですが、そこでは調整が入り上値を抑えられそうです。

またストキャスティクスを見ると、下落していた%K、%Dが持ち直し、%Kは高値圏に入っています。現状は底堅い動きが意識されていますが、%Dが再度高値圏に入るかどうか、さらには%Dがしっかりとした動きを維持することができるかどうかには注意が必要でしょう。

今日は週初ですので週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識しての動きが継続しており、バンドウォークが展開されています。バンドの-2σも下落基調を維持しており、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークとなっています。バンドの-2σが下落基調を維持すればバンドウォークも継続されるものと思われます。安易な戻り売りは危険でしょう。

ストキャスティクスで見ると%k、%Dが高値圏での推移です。一時%Kが高値圏から転落する場面もありましたが、すぐに持ち直しています。しっかりとした動きが展開されており、買い優勢の流れということができるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

8500ドル:2018年7月の水準
8450ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

8020ドル:現在値

8000ドル:心理的な節目
7000ドル:心理的な節目
6730ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
5010ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
5000ドル:心理的な節目
4280ドル:2/24の高値水準

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