仮想通貨関連法案が衆議院本会議で可決(19/5/22)

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが堅調地合いとなって推移しています。

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仮想通貨関連法案が衆議院本会議で可決(19/5/22)

仮想通貨関連法案が衆議院本会議で可決

主要仮想通貨価格(日本時間6時)

ビットコイン:8034.9ドル(+0.77%)
イーサリアム:257.56ドル(+2.01%)
リップル:0.3981ドル(-0.42%)
ビットコインキャッシュ:418.82ドル(+1.09%)

【概況】

昨日の仮想通貨取引は、ビットコインが堅調地合いとなって推移しています。大きな動きではないものの、8000ドルを回復しています。本命と言われていたビットコインETFのVanEck ETFの承認の可否が延期されましたが、そこまで材料視されていないようです。延期に関しては想定内、もしくはギリギリまで発表されなかったことで今後の展開に期待といった思惑があるのかもしれません。また、その他のコインはまちまちでの推移です。ただ、全体的には底堅い動きであり、ビットコインの堅調に下値を支えられた格好となっています。

さて、今回のVanEck ETFの承認延期に関してですが、米SECは詐欺や価格操作などが依然として懸念としています。これは以前から散々指摘されてきたことであり、状況が変化していないことを表しています。とはいえ、これらの問題点はビットコイン側の問題というよりも規制当局が対応すべき問題ではないでしょうか。罰則規定を設けて対応することで、徐々にそういった動きは減っていくのではないかとみています。もちろん、ハッキングの問題などであればビットコイン側の対策にも期待したいところですが、価格操作などはなかなか対応しづらいところもあります。

とはいえ、詐欺や価格操作などが問題となっていることは事実であり、これらが解消の方向へ向かっていかないとETF承認の流れにはなりにくいでしょう。延期が続けば市場の失望感も強まることが予想され、価格の上値を抑えるでしょう。そう考えると、やはりまずは当局の動きが重要ではないかと考えています。
当局の動きといえば、仮想通貨関連法案が衆議院本会議で可決し参院に送付されたといった報道も出ています。仮想通貨(今回の法案では仮想通貨の呼称を暗号資産(訂正×暗号通貨)に変更することも盛り込まれています)に関する世界的な規制の枠組みはまだ存在しません。日本がその先頭に立って積極的にリードすることが出来るかは非常に重要なところではないかと思われます。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+1σを挟んでの動きが展開されています。8000ドルが意識されており、依然としてこの水準が重要な節目ということになりそうです。一方、バンドの+2σは8700ドル前後、中心線は6980ドル前後となっており、この水準も節目として意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+1σを挟んでの動きです。調整の動きが入ってもバンドの中心線まで下落せず、持ち直しても+2σに届かないといった推移であり、方向感が見えにくい状況です。バンドの±2σは上昇しているので、トレンドそのものは上向きです。底堅い動きは意識されそうで、バンドの+2σまで上昇してもおかしくはないでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%Kが高値圏での推移、%Dが上昇基調で高値圏に入ってきています。しっかりとした動きであり、買い意欲が依然として意識される状況です。特に%Kの方向感に注意しての対応となりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+1σと中心線で挟まれたレンジを動いています。下値は堅いもののバンドの+2σにまで上昇することができず、上値の重さも意識されています。バンド幅が縮小傾向に入ってきており、先行きは徐々に方向感が見えにくくなっていきそうです。

ストキャスティクスで見ると%k、%Dが上昇基調を維持しています。このまま上昇基調を維持した場合はバンドの+2σまで上昇といった動きが展開される可能性が高まるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

8700ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
8500ドル:2018年7月の水準

8030ドル:現在値

8000ドル:心理的な節目
7000ドル:心理的な節目
6980ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
5260ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
5000ドル:心理的な節目
4280ドル:2/24の高値水準

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