~マイニング再開!!!~
ようやく仮想通貨(暗号資産)の値段が回復基調に入りましたよ。一時はあまりにも価格が下がったせいで、マイニングしようにもコスト割れ。DMMやGMOなど、マイニングビジネスに参入してきたネット企業も、あっけなく撤退を決め、お先真っ暗闇になりました。
正直、私も手持ちの仮想通貨(暗号資産)を全部売却し、マイニングマシンも解体して、秋葉原のショップでばらしたパーツを売却しようと思っていたくらいです。
もちろん価格が上昇に転じれば、再びマーケットは活況になるだろうということは分かっていても、相場はいつ戻るか分かりませんし、下手をすればこのまま戻らずに終わるかも知れない。仮想通貨(暗号資産)の価格が最高値を付けたのが2017年12月のことですから、そこから急落、底這いの期間は1年半も続いたことになります。
6月現在、仮想通貨(暗号資産)の価格はビットコインで1BTC=90万円前後まで回復してきました。昨年12月は一時、1BTC=36万円台まで下落したことを考えると、目覚ましい価格上昇です。
恐らく、この水準をしばらく維持すれば、再び仮想通貨(暗号資産)のマーケットは活況になっていくと思います。だって、誰もが稼ぎたい、儲けたいと思っているから。欲望に素直な投資家だったら、つい半年前まで36万円だったものの価格が90万円を超えるところまで上昇したとなれば、居ても立ってもいられなくなります。当然、買いに行くでしょう。こうして買うから上がる、上がるから買うという好循環に入れば、1BTC=200万円を超えてくるかどうかはわかりませんが、それなりに高い水準まで、仮想通貨(暗号資産)の価格は戻すはずです。
もちろん、本稿のテーマでもあるマイニングも、徐々に活発になっていくものと思われます。
さて、実は私もこの動きに遅れてはなるまいと思い、再びマイニングに復帰してきました。といっても、前回と同じことをやっても面白くないし、またネタが尽きてしまう恐れがあります。なので、新しいマイニングアプリで仮想通貨(暗号資産)を掘り進めていきたいと思います。
そのマイニングアプリは「ハニーマイナー」と言います。
これまでハニーマイナーはウインドウズにのみ対応していましたが、つい先日、Mac版もリリースされ、より幅広い人のニーズに合うようになりました。
ハニーマイナーの特徴は、アプリをダウンロードして起動さえすれば、面倒な設定をすることなく、誰でも簡単にマイニングできる点にあります。
具体的には、ユーザー登録をした後、パスワードを変更し、ビットコインのウォレットアドレスを登録します。これでセットアップは完了で、マイニングが開始されます。また、バックグランドで実行できるので、パソコンで他の作業を行っている最中も、裏でマイニングし続けてくれます。
また、マイニングを始める時、マイニングする通貨の種類で悩むことがありますが、ハニーマイナーはマイニングする通貨を選択する必要がありません。複数のアルトコインのなかから、今、最も掘りやすい通貨が自動的に選択され、マイニングされた通貨はビットコインに変換されて、ユーザーに支払われるのです。
ハニーマイナーを使用するにあたり、ビットコインのウォレットアドレスを登録する必要があるのは、マイニングした通貨をビットコインで受け取るためです。マイニングされたアルトコインがビットコインで支払われたら、それを登録した自分のウォレットに送金して完了です。
なお、ハニーマイナーにアカウントを作成すると、その時点で1000Satoshiのボーナスがもらえます。1Satoshiは0.00000001BTCなので、1000Satoshiは0.00001BTCになります。米ドルだと約0.08米ドルですから、1米ドル=110円だとすると、8.8円になります。
アカウント作成後の初期設定の方法についてまとめておきます。
1)出金先となるビットコインウォレットのアドレスを追加。
ウェブのユーザー画面より、Profile⇒Walletの順番に選択して、ウォレットのアドレスを追加する。
2)CPU、GPUマイニングは自動的に判別するため、特に設定しなくても良い。
3)Activityを見ることで、現在どの通貨を掘っているのかを確認できる。
4)複数のPCで掘っている場合、Activityに一覧が表示される。
5)Money⇒Transactionを選択するとマイニング履歴を確認できる。
6)マイニングしたビットコインはMoney⇒Withdrawより出金可能。
恐らく多くの人にとって気になるのは、1日でどのくらいマイニングできるものなのかということでしょう。私もハニーマイナーを始めてまだ日が浅いのですが、今回Mac版がリリースされたということで、普段使っているMacbook(2016年仕様、2.0GHzデュアルコアIntel Core i5)で掘ってみました。
とりあえず1日掘ってみたとろ560Satoshi掘ることができました。
もちろん日によって異なりますが、560Satoshiということは1000Satoshiの2分の1程度なので、日本円で4.5円程度になります。仮に1カ月30日間掘り続けたとして、1カ月の収入は135円ですから、まあ大したことはないわけですが、ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)の価格が急騰すれば、129円が200円、400円になることも十分に考えられます。その意味では、夢のある投資といっても良いでしょう。
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