国際送金のための電子通貨を銀行が発行 (6/4)

16時時点の価格を過去24時間と比較するとビットコインは8.2%の下落、イーサリアムは7.5%の下落、リップルは8.8%の下落となっています。

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国際送金のための電子通貨を銀行が発行 (6/4)

国際送金のための電子通貨を銀行が発行

仮想通貨は大きく下落しています。16時時点の価格を過去24時間と比較するとビットコインは8.2%の下落、イーサリアムは7.5%の下落、リップルは8.8%の下落となっています。

日本経済新聞の6/3の報道によると、日米欧の大手銀行が協力し、独自の電子通貨USC(ユーティリティ決済コイン)の発行や海外送金の即時決済について取り組むとの事です。

USCの企画や発行、運用を行うのはロンドンを拠点にするFnality International社で、日米欧の14に及ぶ金融機関が共同出資し5月に設立されました。Fnality社は専用口座を各国の中央銀行に開設。USCは主要通貨に裏付けされた価値を持っており、送金元の通貨はUSCを介して送金先の通貨と交換されます。利用可能な通貨は円、米ドル、ユーロ、ポンド、カナダドルでこれから各中央銀行と交渉し、2020年後半までにUSCの1通貨目の発行を目指しています。

現在の海外送金は、例えば日本のA銀行がドイツのB銀行へドルを送金し円を受金しようとすると、A銀行がNYにあるB銀行のドル口座にドルを送金し、東京のA銀行の円口座にB銀行が円を送金しています。もしNYに支店を持たない銀行へドルを送金しようとするならば、本来送金したい銀行とは別の銀行(C銀行)の口座にドルを送金しなければなりません。C銀行を介してB銀行への送金が行なわれます。C銀行のような中継を行う銀行はコルレス銀行と呼ばれます。

このように各通貨の決済は、首都などにある決済銀行に資金を送金する必要があり(円は東京、ドルはニューヨーク、ポンドはロンドン、ユーロはフランクフルトかロンドン、カナダはトロント)手間とコストがかかります。この手間とコストを削減しようというのが今回のプロジェクトの試みです。

このプロジェクトは三菱UFJ、三井住友、クレディ・スイス、UBS、バークレーズと日欧中心で米国からはカストディアン銀行として有名なステートストリートの参加となっています。米国のマネーセンターバンク(JPモルガン、シティ、BOAなど)の参加はどうなるのでしょうか。米銀は独自の動きとなるのか、あるいは米国はドル決済という強みを色々なところで利用していますが、そのような強みがこのシステムによって失われると感じているのか。
この辺りは想像の域をでませんが、少なくとも通貨の決済には背後に政治的、外交的な思惑も潜んでいます。今後の展開を技術的な面だけではなく、政治的な面からも見守りたいと思います。

国際送金のための電子通貨を銀行が発行

【BTC/JPYのテクニカル分析】
チャートはBTC/JPYの時間足と一目均衡表とMACDです。
93万円付近に位置していた一目均衡表の雲がレジスタンスとなり、5月31日の安値885,000円を下抜けして845,900円付近まで下落しています。
短期的には31日の885,000円がレジスタンスとなり、5月23日の安値827,000円付近がサポートとして意識されます。

【テクニカルポイント】

時間足ベース
989,000 直近高値
938,300 一目雲の上限
935,900 一目雲の下限
888,200 一目基準線
879,500 一目転換線
932,300 一目雲の上限
911,400 一目雲の下限
848,000 現在値
845,900 本日安値
827,000 5月23日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値
614,900 5月4日安値


日足ベース
1,084,000 2018年4月高値
989,000 直近高値
906,400 5日移動平均線
915,900 一目転換線
893,400 20日移動平均線
848,000 現在値
831,000 一目基準線
743,500 17日安値
718,100 60日移動平均線
625,300 一目雲の上限
552,100 一目雲の下限
366,000 直近安値

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