Fear Of Missing Out(19/6/25)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

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Fear Of Missing Out(19/6/25)

Fear Of Missing Out

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10899.0ドル(-2.13%)
イーサリアム:307.71ドル(-2.76%)
リップル:0.46244ドル(-4.36%)
ビットコインキャッシュ:471.75ドル(-4.12%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。調整の動きが意識され、上値を抑えられています。その他のコインも売り優勢の流れとなっています。米国の早期利下げ観測や『リブラ(Libra)』に対する思惑などから、仮想通貨(暗号資産)市場にとっては買いの流れが継続されてもおかしくない局面ではありますが、ここまでの上昇に対する利食い売りなどが意識されました。

さて、今回は『FOMO(fear of missing out)』について考えてみたいと思います。FOMOとは日本語では『取り残されることへの恐怖』と直訳されます。相場における急騰局面などで、利益を得られそうな機会を見逃したくないとの投資家心理を指します。米マーケット調査会社ファンドストラット代表のトム・リー氏はFOMOが発生すればビットコインは過去最高値を更新することも難しくないだろうと予想しています。

たしかに、現状の価格上昇は機関投資家の影響が大きいのではないかといった話もあり、個人投資家が大挙して参入すれば一気に価格が押し上げられる可能性は否定できないところです。2017年末にビットコインは最高値を付けるわけですが、その時は日本でも取引所のTVCMなどが盛んであり、仮想通貨(暗号資産)市場に個人投資家の資金が流入するといった状況となっていました。

そして、現状ではまだ個人投資家が動いていない状況でこうした上昇がみられていることを考えると、ビットコインは2017年の動きを再現するのではないかといった見方が出てくるのも無理はないでしょう。1万ドルをあっさり突破したことで、FOMOが発生する可能性を指摘する声もあります。

しかし、仮想通貨(暗号資産)バブルと言われた上昇と下落からまだ1年半程度しかたっておらず、急落に対する警戒感は依然として根強いのではないかとみています。『羹に懲りて膾を吹く』(あつものにこりてなますをふく)といったことわざもありますが、バブルのイメージはまだ鮮明に残っているのではないでしょうか。そうした中でこの短期間でバブル的な動きが再現されるのかというと疑問を抱いているところではあります。

とはいえ、長期的な視点で考えるのであれば、ビットコインに関しては高値を更新する可能性は高いのではないかとみています。おそらく問題となるのは昨日も指摘した通り、7月のFOMCの結果が特に重要ではないかとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σを意識しての動きです。やや上値の重さも意識されており、バンドの+2σである11040ドル前後や直近の高値11370ドル前後の水準が意識されることになりそうです。また、調整が入った場合は10000ドルやバンドの中心線である8910ドル前後の水準が節目となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σを意識しての動きです。バンドウォークが展開されていますが、バンドの-2σが下落基調から横ばいへと変化しており、ここから上昇に転じたら調整の動きが入りやすくなります。トレンドそのものは上向きであり、一時的調整が入っても底堅い動きは維持されるのではないかと思われます。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは高値圏での推移です。ただ、下落に転じており、このまま下落基調を維持するかどうかに注目が集まりそうです。高値圏から外れる動きが展開された場合は売り圧力が強まりやすくなるので注意が必要でしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識してのバンドウォークから調整の動きが入ったものの、下値の堅さが意識されて下げ渋る展開です。ほぼ横ばいでの動きではありますが、目先はやや上値の重さが意識されてバンドの中心線を目指しています。バンド幅は縮小傾向となっており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきている局面です。先行きに関しては大きな動きとなる可能性もあるだけに、バンドの±2σに到達した際は注意が必要でしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデットクロスからの下落基調が維持されています。まだ下値余地を残しており、売り優勢の流れが展開されています。このまま下落基調を維持した場合はバンドの中心線まで下落する流れとなりやすいでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12000ドル;心理的な節目
11040ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

10900ドル:現在値

10000ドル:心理的な節目
8910ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
6770ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

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