仮想通貨(暗号資産)先行きの警戒材料(19/6/26)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。

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仮想通貨(暗号資産)先行きの警戒材料(19/6/26)

仮想通貨(暗号資産)先行きの警戒材料

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:11388.0ドル(+4.56%)
イーサリアム:310.11ドル(+0.80%)
リップル:0.46330ドル(+0.20%)
ビットコインキャッシュ:470.93ドル(-0.08%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇しての推移です。買いの流れが強まり、年初来高値を更新する展開が継続しています。その他の通貨は小幅まちまちで方向感の見えにくい展開です。ビットコインが先導して上昇する流れが継続する局面ということができそうです。

さて、昨日ビットコインは大きく上昇しましたが、先行きに関しては少し警戒しておきたい材料が出ていることも事実です。その一つがパウエルFRB議長が『リブラ(Libra)』を綿密に監視していく方針を明らかにしたことです。リブラに関しては米国の上院銀行委員会が7月16日に、下院金融サービス委員会が7月17日にそれぞれ公聴会を実施する予定となるなど、当局の警戒感は強まっているように感じるところです。

リブラに対する警戒感に関してはこの場でも何度か指摘していますが、展開次第では開発がストップする可能性もあると見るべきでしょう。直近の仮想通貨(暗号資産)相場を支えた要因の一つとしてリブラの発行に関する報道を挙げることができるかと思いますが、当局の警戒感が強まることを嫌気したポジション調整が起こる可能性は頭に入れておきたいところです。

さらに昨日、ブラード・セントルイス連銀総裁やパウエルFRB議長が相次いで発言をし、次回の50bpの利下げに対する思惑が後退したことも仮想通貨(暗号資産)相場を冷やす可能性がある要因となり得ます。米国の2年債利回りなどは一時プラス圏に浮上するなど、債券に対する売り圧力がみられています。結局2年債利回りはマイナス圏で引けていますが、米国の金融政策に対する過度な期待感が修正されることで米国債利回りの持ち直しがみられ、それが仮想通貨(暗号資産)市場の上値を抑えるといった展開も頭の片隅には入れておいたほうが良いでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σを意識しての動きを継続しています。ここからさらに上値を拡大する可能性もありそうですが、節目としては12000ドルが意識されそうです。一方、調整の動きが入った場合は10000ドルが節目となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σを意識しての動きが維持され、バンドウォークが展開される状況です。問題はバンドの-2σの方向感であり、下落の勢いは落ちていますがじり安基調となっています。バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークであり、さらに上値を拡大する可能性はありそうです。逆にバンドの-2σが上昇に転じた場合は調整が入りやすくなるでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは高値圏での推移です。再度上昇に転じており、底堅い動きが意識されています。高値圏での推移が維持されている状況下では買い優勢の展開ということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σを意識しての動きから調整が意識され、横ばいで推移しています。バンドの-2σが横ばいであり、バンドウォークにはなりにくいところではあります。底堅い動きは意識されそうですが、調整を入れながらといった展開となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏での推移です。%Kは下落基調から持ち直しており、しっかりとした動きが意識されています。高値圏での推移が維持されるかどうかに注目といったところでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12000ドル;心理的な節目
11440ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

11390ドル:現在値

10000ドル:心理的な節目
9090ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
6750ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

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